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＠浅草 浅草見番(2024/03/23 1ステージ)
全自由3900円
わたし「狸賽」14分
雲助「おせつ徳三郎(上) -花見小僧-」枕6+噺31分
志ん雀「突き落とし」枕3+噺24分
仲入り10分
雲助「おせつ徳三郎(下) -刀屋-」29分
2024/03/23(土）小雨 1:00-2:58PM(79/休10/29)中段上手 客席ほぼ満員（90人）
客層:ベテラン男女と20-30才代女性、男女半々。
客入れ:感染対策 手指消毒任意。下手側の入口もあると声かけあり。当日パンフ A5
2ページ。
わたし「狸賽」
お話。助けた狸の子が恩返し。賽に化けてインチキ博打の手助けをすることに。
素直語り、からっとした笑い。
雲助「おせつ徳三郎(上) -花見小僧-」
枕。桜の開花が遅れている。京都の忘れられない桜景色が見たいが、都合が
合わずにそのまま。春は娘。いつからから生足が普通に。それを見て揺れるのは
男の情。取り分け深いのは男女の情で。
お話。花見小僧・隅田のなれそめ、刀屋のサゲまで、仲入を挟んで通し。
大店の娘と奉公人が恋に落ちるが、許される仲ではない。娘の縁談に逆上した
奉公人は無理心中と意趣返しがため、刀を買おうとするが。
通し語り、前半はおかし味。こましゃくれた小僧、天然入ってる旦那ほやりとりが
愉快。
志ん雀「突き落とし」
枕。雲助師匠につけてもらった稽古のこと。
お話。町内の若い集が金がないのに吉原へ。とある作戦で代金を誤魔化そうとする
のだが、はたして。
艶っぽくてリズミカル、もう少し刈り込んでもとは思い。
雲助「おせつ徳三郎(下) -刀屋-」
奉公人の不器用さ、一途さと、刀屋の大人の大きさと滋味ある怒りにじんとするねこ。