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＠人形町 日本橋社会教育会館ホール(2024/04/18 1ステージ)
全自由 前売4000円
枝平「牛ほめ」16分
権太楼「死神」枕14+噺33分
仲入り12分
福多楼「粗忽長屋」枕7+噺12分
権太楼「抜け雀」枕9+噺27分
2024/04/18(木）曇|雷雨 6:45-8:56PM(64/休12/55)中段上手 客席7割（140人）
客層:3世代、ベテラン中心に男性7割。学生っぽい方々も。
客入れ:感染対策 特段なし。当日パンフ A5 3ページ。次回は指定席 チケット先行
販売あり。
枝平「牛ほめ」
お話。与太郎の叔父さんは自慢の家を建てたが、柱の節穴が気がかり。
これをほめることができればご褒美ありかもと、与太郎の父親は息子に知恵を
授けるが。
ガーガーまたユルユルと愉快な話しぶり、リズムよき。
権太楼「死神」
枕。免許返納してるので、運転は福太郎に、支払いも任せて（私が大谷で）一平さん
と呼んで…（笑）〜信用の話。かみさんにみんな、ギャラは任せてきたので、
財産がない。欲をかいちゃいけないという話。
お話。金がない、死のうかと男がぼやくと、死神が現れる。死神は自分達がみえる
呪いをかけて、退散させる呪文を教えて医者になれとアドバイス。不治の病も死神が
足下に居れば追い払って完治させ。ある日、枕元にいるので蒲団を回す機転に
及ぶが、死神にとっ捕まってしまい。
「圓生の怖い目をした死神」。ボソボソと抑揚無く話す、得体の知られない不気味な
爺さん死神。その冷淡さと男の金や生への執着の対比が鮮やか。サゲが虚無、言葉も
ないねこ。
福多楼「粗忽長屋」
枕。前座さんに内輪話を聞くのが好き。誰と誰がどーこーしてる、誰だとトリだと
嫌だとか。短パン・Ｔシャツで地下アイドルのイベントへ、ジムに行くのかと
言われたが、オタク通しで話してたら真意は痩せろということとわかった。そそっ
かしい自分。
お話。行き倒れを観れば、長屋の熊でたいへんだ。別人と言い張る人らに本人を
連れてくると、もう訳がわからない。
正調でサクサクいく、ソコソコ可笑しい。
権太楼「抜け雀」
枕。粗忽長屋でしたが、あれは失敗。誰がやっても難しい噺。「長短」も。お客さん
がそういう噺だとして聞いてしまい、爆笑にならない＝失敗。例年通り、鈴本の
5月上席のトリ。ネタ出しを10日分出すことについて。今日はその稽古にきている。
お話。無一文の男が宿代替わりにと描いた雀が外に飛び出したから大変。閑古鳥の
宿屋が見物人で大繁盛。そんな中、さる老人が絵に手抜かりがあると指摘して…。
細かくリアルに人物像を描き。振り回される宿屋主人の「こういうものですか！？」
に笑う。