[ホーム](個別ページができ次第、そちらにリンクします。）
＠有楽町 有楽町朝日ホール(2024/06/25 1ステージ)
全指定4800円 当日券なし
貫いち｢饅頭怖い｣19分
小痴楽｢堪忍袋｣枕10+噺17分
三三｢粗忽の使者｣枕2+噺30分
仲入り19分
一之輔｢馬の田楽｣枕7+噺18分
夢丸｢小桜｣枕4+噺28分
2024/06/25(火）曇 6:31-8:56PM(69/休19/57)前方中央 客席ほぼ満員（600人？）
客層:ベテラン中心、次いで20-30才台女性。男性過半数。
客入れ:感染対策 手指消毒、検温任意。当日パンフ B5。男女共トイレは長蛇の列。
案内誘導の階下ロビーはゆったり。
貫いち｢饅頭怖い｣
お話。恐い物をあげていると、饅頭というから奇妙。懲らしめてやろうとするが。
出だしがかみかみ（落ち着け！）、落ち着いて明るく元気、陰もなし。
小痴楽｢堪忍袋｣
枕。いつもの、中○区いけ好かないら毒吐き。敵は身近にいると、ドメスティックな
エピソード。
お話。喧嘩が絶えない夫婦へ不平をはき出す袋が渡され。これはいいと使い始めるが。
夫婦で怪獣大決戦または仁侠フォーマットなキャラでやり取り。脱力入れてパワフル
にメリハリ。
三三｢粗忽の使者｣
枕。小痴楽はどれだけエネルギーがあるのか。
お話。使者として屋敷へ行った治武太治部右衛門。が、肝心の口上が思い出せない。
尻をつねってもらえば思い出すという。
三三のキャラもなかなかに強い、ボケ倒して揺るぎなし。間合いの抜け感○。
一之輔｢馬の田楽｣
枕。この後同じフォルムが続く（そんなには似てない夢丸）。子供の頃そんなに
豊かでなかったのは大人になると判る。46才で初めて知らされた、生まれた時の
ドメスティックなエピソード。記憶は大事ということ。
お話。馬の背中に味噌樽を括り届けるが宛先違い。問答の間に馬が行方不明になり
方々を訪ねていくが。
呑気、勝手とか困ったキャラが目白押し。一之輔の入れ込んだ口話が楽しい。
夢丸｢小桜｣
枕。学校寄席、落書きも京都は一味違う。趣ある先斗町では海外観光客が冗談だろう
と出で立ちで。
お話。勘当をくらった大店の若旦那・清兵衛の前に、死んだなじみの花魁・小桜が
幽霊となって現れて…。
優しく洒落てもいる怪談。文七元結、たちきりらを彷彿とさせる人情噺のいいとこ
取り感。小桜幽霊と若旦那の凸凹バディが楽しい。