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＠人形町 日本橋社会教育会館ホール(2024/07/18 1ステージ）
全指定4000円
小きち「出来心」15分
さん喬「千両みかん」枕8+噺23分
さん喬「船徳」枕8+噺21分
仲入り14分
さん喬「唐茄子屋政談」枕8+噺40分
2024/07/18(木）晴 6:45-9:04PM(76/休14/49)前方中央 客席7割（140人）
客層:ベテラン中心、男女半々。
客入れ:感染対策 特段なし。当日パンフ A5 3ページ。次回11月チケット先行販売。
小きち「出来心」
お話。別名、花色木綿。新人泥棒のとんまな次第。
明るくハキハキとすっとこどっこい。可愛い。
さん喬「千両みかん」
枕。連日の暑さ、休んでもらって、私は見守り役？。今年は季節変わりのグラデー
ションの楽しみが無くなった。夏野菜。青と赤のトマトを知ってますか？。子供の
頃の思い出。
お話。患っている若旦那に訳を尋ねると、真夏なのにみかん食べたい、できないので
臥せっているという。番頭は安請け合いするが実際難題、あわや主殺しになれば
磔と言われ、なんとか手に入れようとするが。
細かい人物像描写、豊かな表情の「一人芝居」。
さん喬「船徳」
枕。北海道でぶり（小振りの）。魚の地域性も無くなって…。四万六千日、浅草の
ほおずき市、ほおずき笛の作り方。会長になって…。歴代最高年齢、バ○デンみたく
そのうち辞めろと。
お話。勘当された若旦那、親切に拾われて船頭稼業。危なかっしいので客を取らせ
まいとしていたが…。
定番と違うのは、難儀に遭う旦那達の目線での語り。徳の歌、芝居気取りの所作、
変わっていく表情をたっぷり。細かさが面白さになるという、さん喬の芸。
さん喬「唐茄子屋政談」
枕。出囃子を弟子達につけてやってる。自分は明るく賑やかな祭囃子の一節が気に
入っているが、自分が使うのには…。三味線のそのさんにお願いして弾いてもらい。
三道楽煩悩、そうなのかなと思うが…、噺には入りやすい。
お話。遊びが過ぎて勘当、ついにカボチャ売りに身を落とした若旦那だったが。
十八番の夏の噺。細やかにたっぷりと語り。いつも聞かせる、通りの売り掛け声が
1種だけだったのは残念。
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