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＠人形町 日本橋社会教育会館ホール(2025/06/05 1ステージ)
全指定4000円
わたし「やかん」17分
馬久「富士詣り」枕2+噺15分
雲助「鰻の幇間」枕11+噺33分
仲入り12分
雲助「景清」枕3+噺25分
2025/06/05(木）晴 6:45-8:45PM(80/休12/28)中段上手 客席9割（180人）
客層:2世代、ベテラン中心、男性7割。
客入れ:感染対策 特段なし。次回9月分先行販売。当日パンフ A5 3ページ。
物販。書籍、CD。
わたし「やかん」
お話。しったかぶりもやり抜けば大したもの。
兄貴分がべらんめえなのが珍しい。「教わった通りに」と裏話メタを散りばめ、
破天荒で面白い。
馬久「富士詣り」
枕。9月に真打ち。
お話。江戸の富士講。悪人が登ると、天狗が懲らしめに来ると言われて、我も我もと
懺悔祭りに。
いい声、テンポよい語り口で耳に心地よく。
雲助「鰻の幇間」
枕。今日で27回目、ネタがない。芸人の性で同じ噺はしたくない。会の名を変えて
しまえばいい。頑張らなくてもいい、ネガティブな名がいい。
お話。野幇間、旦那に鰻屋に連れられていくがその甲斐もなく。
腰を据えてタップリと。してやられても負けん気、ネタにしそうな幇間に芸人魂。
雲助「景清」
枕。落語での扇子の見立て方、所作色々。盲目となった時期での杖の使い方の違い。
お話。失明、医者から難しいと言われた男。旦那は神仏にすがれと奨める。満願の日に
なったが、目は開かず、とうとう怒り出してしまう。
劇画調の語り口、ひねた主人公に人間味を滲ませ。脱力なサゲがアンマッチで愉快。