上海太郎舞踏公司「俳優修行」
＠新宿・スペースゼロ(3/21-24 5ステージ）前売3800当日4000
構成・振付・演出：上海太郎
1996/3/22(金)7:30-9:20PM 晴 後方中央より 客席9割(300人)
人の行動を物理学、進化論などから眺め、ダンスで芝居しちゃたりの上舞。
今度は、俳優つうか自分視点での内省世界。
お話。子供の時からさえない僕。ラブラブ以前片思い。がっくし青春。社会
人なっても、つれない降る雨。とぼとぼ会社。とある日目覚めるダンサーの
天分。拍手喝采。素の自分はさえない自分のままさ。それでもカエルもトカ
ゲも進化の軌跡。暗闇晴れて、自分もきっと!ね？。
ダンスマイムで綴られる。楽しさへの変換効率の高さ＝素直な感じられ、○
な舞台。いつものながら、モブの人の動き、配置巧み。どこか、決まらない
感じも親しみお楽しみ。幼稚園時代、冒頭のお遊戯。ストップモーション。
戻れない懐かしさが悲しくて、好き。
いつもよか芝居要素大。構成、ストーリーはきちんと。その分？、お楽しみ
変容進化ダンスとか、アイディア如実なもの少なし。大好きな、烏龍茶でし
める中国服ダンス「上海太郎舞踏公司的題目 "Theme Dance of
SHANGHAI
TARO BUTOU KOUSEI"」もない。寂しくて、ちと退屈。眠くなるねこ。そいえば、
今回パンフに英字タイトルなし。国内限定？。
俳優な自分が素の顔をみて、しょんぼりはシニカル。でも、ラスト暗闇は語
られないだけに明かりの兆し、救い感じるねこ。柳川ナベには笑って合掌。
私的？物語のせいか、上海太郎氏中心。沖埜楽子さんの出、もっとほしい。
彼女の動きのよさ、一番。客席へのやんちゃぶりも観れて、嬉しい。
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