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＠銀座・銀座小劇場(1998/2/19-22 6ステージ) 全自由前売り2300当日2500
作（台本）：横井涼子、演出：倉田愛地(AICHI企画） 出演：橋口まどか、
松本育子、堤 貴子、野村美穂、横井涼子、大間剛志、依田千寿子(pf)
1998/2/22(日)晴れ 2:30-4:00PM 前方より 客席6割（70人)
客層：老若男女。親類縁者、友達関係多そう。客入れ：特に場内誘導なし。
初見。外部作家の演出。倉田氏の「昼メロみたいな芝居」を書き直したホン。ジュ
ペは横井さんが昔ひいきにしてた、ジャズがかかるおでん屋、デンはおでんからと
のこと。
舞台。クリーム地に茶のダイヤ型タイル。椅子２。アップライトピアノあり。芝居
中はオリジナルのBGMを生で。
お話。ひょんなことからジャズ喫茶を譲り受けた綾子（橋口）。手伝い（横井）や
友達（松本、堤）入れて新装開店準備中。その間のあれこれ。訪ね来た元オーナー
の雇われ男を、寝取られた綾子の昔の男と友人は勘違い、ごまかすため女装させた
り。寝取った女が、件の男との結婚の知らせと詫びをいれにきたり。隠してたお金
が行方不明で友達を疑り、険悪したり。クールでシニカルな綾子だけど、友達は友
達、ワインでも飲もうか！とさらり。
飾らない役者がいい感じ。リラックスして、好きなことしてる風で○。アカペラ（
リードヴォーカル：橋口さん○）したり、接客稽古で遊んだり。いい人、おばか、
怪しいキャラ達とクールな主人公の絡みが面白し。さらっとしてるけど、結構シビ
アな会話。それもなんのそのと飲み込む逞しさ、いい加減という優しさと格好付け
なべたな芝居は×なとこあって○。好感ねこ。今回、外部演出と原作、いつもはど
うなんでしょ。次回もみたいねこ。
役者。橋口さん。美人でスタイル○。クールなるも過ぎない賢さも感じさせて○。