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＠中野 ザ・ポケット （1998/7/25-8/2 10ステージ） 全指定
前売り当日共3500
作：戸田山雅司 演出：横山仁一 美術：小松信雄
照明：関口祐二
出演：稲葉暢貴、上野可奈子、高橋拓自、対馬よう子、旗島伸子、横山仁一
1998/7/28(火)晴れ 7:40-9:10PM 後方から 客席ほぼ満員(160人)
客席。２０才代中心、東京オレンジのお客か学生ぽい客層。
客入れ。当日券席は最前方と最後尾。まだ余裕あったよし。
コテコテな外観でフワリ。ちと生理的ダメねこ。で、自分探しと恋に着地するのね
いつまでオープニングフェスするのやらの、中野ポケット。鴻上さんいない間に外
部作・演出いれてやりましょうシリーズ(?)その２。
舞台。ポップな色調のマンションの一室。パステル色市松模様の床、ビニール製の
エアソファセット、くずかご、Ｔシャツ、だるま以外はきれいおしゃれ明るげ。ら
しくない「選挙事務所」なり。
はやりもののイメージ戦略で再選を重ねてきた、切株市市長（対馬）。どこかで
聞いたよな、地元湖沼の干拓反対を次の公約にしたいという。諸手をあげて賛成の
事業に何故に反対？。当然当選×（すいません）と参謀女性は一計を案じる。妨害
行為をすれば、びびって取り下げるのでは、と。雇った殺し屋というのがとんだと
んま。スタッフ男の市長娘への片思いも絡んで、思いこみと勘違いのてんやわんや
に。
うひー、わざわざこんなコテコテに（狙いとチラシにあるとおり）。お約束前提の
おとぼけコメディなこしらえ。劇研ぽい、お調子者ギャグを添えてるけど、ねこに
は30分が我慢の限界。もう一ひねりか１時間内にまとめてほしかったねこ。でも結
構受けているんだな、う゛ーん。てんやわんやの末に、自分の人生をちと考えちゃ
う終盤。自分探しして、今度は恋人にも「立候補」さっ、とおしまい。これもお約
束の爽やかさかな。テンポよく動く役者達。↑に書いたよに、劇研乗りの若さはい
いけど・・。