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＠森下 森下スタジオ・Cスタジオ(2004/12/18 1ステージ）
http://www.saison.or.jp/studio/
全自由 1000円
照明：関根一郎 音響：鈴木和幸(有)オフィス新音 舞台監督：原口佳子
協賛：アサヒビール株式会社、トヨタ自動車株式会社
主催：財団法人セゾン文化財団
１ 康本雅子「メクランラク メクランラク メクランラク(ループ)」(22分)
振り子：康本 踊り子：雅子
２ 北村成美「不完全スパイラる」(21分)
振付・出演：北村成美 衣装：yum[梵and秀] 演出助手：早川亜希、佐藤健太郎
３ 鈴木ユキオ〈金魚×１０〉「幸福の森の掟」(29分)
演出・振付：鈴木ユキオ 美術：井手実 絵：上西慶子、高梨麻紀子
http://boat.zero.ad.jp/Bulldog-extract/
出演：
陽茂弥、村岡ユキ、向井千枝、山下陽光、横山良平、長谷川宝子、KYOM、
兼盛雅幸、まろま、サイトウカオリ、鈴木ユキオ
2004/12/17(土)晴 4:13-5:55PM(22/休7/21/休19/29)中段より 客席超満員(240人)
客層：20歳代最多に幅広く。女性過半数。おじさんちらほら。
客入れ：整理券なし、たぶん前売当日の区別なし。開場時で30人ほど、桟敷最前列
と椅子最前列から埋まり。クッション2枚の桟敷4列、雛壇に椅子5列。床ダンスが
多めだったので、前方のがよかった印象。開演前に企画の説明(誰？)があり。
アサヒビールは飲み物、トヨタ自動車はパンフ制作をサポートとか。
折り込みパンフ。A4 10ページ。運営スタッフほかの回顧録中心。物販。シアター
ガイド編集自ら関連本販売。
若手ダンサーのショーケース、４回目最終。過去参加者から選抜。
１ 康本雅子「メクランラク（ループ読み）」
主な構成。・中央にライト、無音。足踏み、ぐるぐるひたすら回転。やがて幼児
ぶり、震えなど、上半身中心の動きをともない。
・暗転すると、オールディーズロック。転倒して、曲止まり。また、回転。口に物を
入れる仕草とか、とりとめなさげにあれこれ所作。
・またオールディーズロックが流れ、動きはそのまま。
・床に伏せ、顔だけ、足だけ上げて静止〜のけぞり。手を猫型にしてあげたり。
・また、回転 ・南洋の演歌？みたいな曲。なんか、素になって佇んだり。
・オールディーズロック。また回転、上半身中心にこちゃこちゃして動き。
・マイクをもって歌い出す。デタラメなことをふらつきながら語って、引っ込み。
幼児心で壊れた人形ぶり。この人しかできない特異な動き、全開つうかばっかり。
上下の半身が分裂したよな振付はどうやったら？な不思議。個々の動きには興味
つきないけど、なにを考えてるのか意図不明でうーん。それが面白みに繋がらなく
て、うーん。構成力がある人なんで、もうちと展開なりともなんとかしてほしい
ねこ。
２ 北村成美「不完全スパイラる」
主な構成。・真っ赤な赤い明かりのなかで、ちらりズムな動き。なんか妖しく。
・トムジョンズ・夜のストレンジャー♪やら、サンバ曲やらで、流麗＜＞じたんだ
ぶりを交錯。
・照明をブルー。シナトラ・誰かが私を愛してる♪。床を寝転がり。
・ブルースロックな曲。客席にメンチを切って、トーク。スタッフ紹介。
・また赤い明かり。仰向け、寝転がり、四つんばいと妖しい動き。
久々にみるねこ、ちと痩せた？。音楽はいろいろ変えていくけど、肝心の踊りの
進展がちと不明確でうーん。この人らしい、くっきりとしてパンチの効いた構成
演出を期待していただけに…。次回、期待。
３ 鈴木ユキオ〈金魚×１０〉「幸福の森の掟」
舞台。正面に白い段ボールの壁。下手側にドアをしこんで家にも見立て。前方上手
に金属棒２本が３つの台座の上におかれ。
主な構成。・前向きに座る一同。１人、帽子の男が起きあがり、ぴょこぴょこ。
どうも女性とデートしたけどつれなくされてる風な会話の１人芝居。
・もう１人の男性が立ち上がって食べる仕草。
・村の話がテープで流れる。男女のユニゾン、ソロとりどり。金属棒で三人が金属
に打ち付けて「仕事」。のほほんと歌を歌いながら男がやってくる。女が男に飛び
つき拒絶される。男パンツを降ろす、喧嘩ざた。女３人、自分の腕を噛む。
女２人が白い壁に絵を描く。段ボールの上の男性二人、傍観。なんか一同仲直り
した風。
・ベースが入ってマイナーな曲。ナレーション。（なんだっけ）芝居。
・ばたばたとみな倒れ伏す。男女５人立ち上がり、後ろ向きで服を脱ぐ。なんか
かまってほしい女は、帽子を落とし、拾ってと願う。
・のどか曲。腰を振る一同。段ボールのドアから外へ出て行く人。女性の上に乗る
人、乗らない人。駆け回る一同、段ボールの上では男女がＳＥＸ？芝居。のほほんと
歌う男と自転車にのった女が横切っていく。
支離滅裂。とんまな夢みたいな光景が展開。芝居とダンス、童話と愛憎ものが
ごっちゃ。一貫した流れがなく、時々意味ありげという、とらえどこのなさ。なに
を考えてるのか不明。けど、平凡に落ちないオリジナルへの志、やってくれる才能
を感じさせ。気になるカンパニではあり。
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