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 the company オフ・ブロードウェイシリーズ「バーム・イン・ギリヤド」

 @新宿 シアターモリエール(2008/4/4-20 23ステージ)
 全指定 前売6000円 当日6500円 学割4000円

 作:ランフォード・ウィルソン 翻訳:薛珠麗
 演出:ロバート・アラン・アッカーマン 美術:加藤ちか 照明:沢田祐二
 音響:高橋厳 衣裳:伊賀大介 ヘア&メイク:鎌田直樹 舞台監督:小川亘
 歌唱始動:門司肇 アクション指導:村上潤
 宣伝美術・パンフレットデザイン:Coa Graphics イラスト:SHOHEI
 制作:斎藤努 プロモーションプランナー:牛山晃一 二宮大(Gene & Fred)
 プロデュース:伊藤達哉 主催:ゴーチ・ブラザーズ 企画・製作:the company
 出演:下記
 
 2008/4/11(金)曇 7:37-9:35PM(1'12/休16/44) 最前列下手 客席8割(180?人)
 客層:20-30才代中心に中年層結構。女性過半数。
 客入れ:WEB予約は先着順指定席。最前列は小さな釣り椅子、以降8列。最前方は
 臨場感抜群、客いじりもあり、楽しめ。荷物預かり有り。折り込みチラシ少々。
 パンフ A4 3ページ。配役、歌詞、スタッフ。次回公演。青井豪書き下ろし新作
 「1945」@世田谷パブリック 物販。パンフ A5 40ページ 1300円。キャラ毎
 解説、役者紹介、作品解説など盛りだくさん。フォトブック2000円。Tシャツ2500円
 カーテンコール2回2分。

 ロバート・アラン・アッカーマン、日本の若手役者達との年1回オフ・ブロード
 ウェー・シリーズ第1弾。1965年作とか。

 舞台。地下のダイニングバー。壁は黒ずんだチラシとペイントで埋められ。下手、
 斜にカウンター。上手側にテーブルとソファ。黒の中、緑、赤が艶めかしい配色。
 後方一段下りて出口ドア、客席手前を含め、周囲は街路設定。

 お話。オールナイト営業のカフェ。上階は朽ちかけたホテル。客は若者ばかり、麻薬
 中毒と売人、娼婦、同性愛者らのいずれか。口やかましい会話と時折の喧嘩、ジャン
 キーのうめき声。そんな喧噪と混沌の中、麻薬売人志願の男と、ニューヨークにでて
 きたばかりの女が出会う。

 パワフルな挑戦的舞台にアドレナリン上昇。思わず負けん気で観てしまいました
 ねこ(最前列だし)。30人の有象無象がフルスロットルで力演、個々の役柄に立ち
 向かうガッツにまず拍手。日本の日常にはない風景も、ぐいぐい物語世界に引きずり
 込まれ。演出は細部にわたり、全員平等な舞台に好感。混沌を生み出す一糸乱れぬ
 アンサンブル、個を鮮やかに浮かばせる妙技にふーみねこ。

 役者。チョウソンハ。社会復帰が危ぶまれる哀しいジャンキーぶり。玉置孝匡。
 ニュートラルな立ち位置を渋く好演。宮光真理子。一瞬間、夢かと思う美少女ぶり。
 超長台詞に呆れ驚き。

 出演:
 パク・ソヒ :ジョー・コンロイ(男娼。誤って売人志願) [文学座]
 宮光真理子 :ダーリーン(娼婦。シカゴからきたばかり) レミオロメンPV(音注意)

 中川安奈  :アン(娼婦。愛称先生)

 チョウソンハ:フィック(ジャンキー。震え、唄う) [ひょっとこ乱舞]
 瀬川亮   :ティグ (ジャンキー。ブルーメッシュの髪)
 鈴木信ニ  :ボブ (ジャンキー。オシャレ)
 矢内文章  :ティム (ジャンキー)
 前田剛   :マーティン(ジャンキー)
 呂美    :ペイブ(傷だらけのジャンキー女)
 今村洋一  :ジミー(ジャンキー)
 江前陽平  :トミー
 逮藤典史  :マイキー
 松田愛子  :リジー

 玉置孝匡  :ジョン (ダイナー・ウェイター) [PPPP]
 有希九美  :ケイ (ダイナー・ウェイトレス)
 深貝大輔  :フランク(ダイナー店主)

 倉本朋幸  :レイク (男娼。ネズミ男)
 鈴木剛生  :エルネスト(男娼。ヘッドフォン掛)
 斉藤直樹  :ドービィ(よく寝る よくしゃべる)
 浜田学   :ゼイビア (ジョー顔見知り、じつは売人)
 眞藤ヒロシ :フラニー (ドラック売人)

 野口卓磨  :デヴィッド(おかま) [山の手事情社]
 町田マリー :ポニー(娼婦。ニューヨーク育ち) [毛皮族]
 カトウシンスケ:カルロ  [、、ぽっち]
 羽田昌義  :ストレンジャー(売人の手下)
 中嶋しゅう :アル(ホームレス)

 岡野真那美 :ジュディ(少年風情のレズビアン)
 水野顕子  :テリー (レズビアン。喧嘩早い)
 青山みその :ドロシー(パンクのレズビアン)
 香里菜知子 :ラスト(レズビアン)

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