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＠大阪心斎橋 ウイングフィールド(2008/7/5-6 4ステージ)
http://www.wing-f.co.jp/
全自由 前売2000円 当日2300円 WEB予約限定割引1500円 リピータ500円
作：北村想 演出：中村賢司 舞台監督：武吉浩二(CQ) 照明：池辺茜(Blue.Blue)
音響：大西博樹 演出助手：石塚博章 小道具：高橋理紗
制作：尾崎雅久、中村京子 http://plaza.rakuten.co.jp/soranoeki/
出演：
津久間泉
塚本くるみ(黒衣)
2008/7/6(日)晴 6:03-7:42pm(1'39)前方中央 客席9割(40人)
客層：中年層最多に幅広く。男女半々。単独客多め。
客入れ：1F、上階とも案内丁寧、上階に劇場ありアナウンスしないのは人による
のか。劇場隅を向いて、扇状に席配置、真ん中に花道。桟敷2、高低差あるベンチ
3列。どこでも観がたいことはなし。 折り込みチラシ結構。パンフ A4 3ページ
挨拶、スタッフ。次回公演。11/1-2「KOSMOS」＠アイホール。 物販未確認。
カーテンコール1回。
新作ラッシュの北村想、「怪人二十面相・伝」(未読)のスピンオフ作品とか。
舞台。劇場角地を正面にすえた素舞台。客席に向かう通路な道、椅子、壁らに見立
てる黒箱、上手に上方への階段脚立。
お話。昭和27年東京。2代目「怪人二十面相」平吉へ謎めいた女から親の形見の秘宝
をば、闇の組織「黒菩薩」から奪回依頼。余命いくばくもない依頼人の切迫した状況
に動かされての裏家業のはず、だったのだが。
潔く心地よい、活劇講談な一人芝居。快男児のすぱっと鮮やかな活躍に、戦争の陰と
ロマンスの悲喜をほんのり添えて味のある本。飾らず、ほどよく想像力を刺激する
演出。調度は置かず、見立てと言葉で描き。ジーンズとTシャツの普段着も、声色で
人物を装う。津久間さん初見。20歳代中ごろ？か、祭はんてんが似合いそうな、
きりっとした女伊達ぶり。スポーティでテンポのよい演技が心地よいねこ。まだ生硬
な声色がこなれるといいかも、俳優修行の何年か後に再演希望。
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