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＠下北沢 小劇場楽園(2010/1/13-17 9ステージ)
http://www.honda-geki.com/rakuen.html
全自由 シルク席(中二階)、一般席 前売2500円 当日3000円
早割2000円 若割500円 60割1500円
脚本・演出:堀川炎 原作:W・シェイクスピア「夏の夜の夢」
演出助手: 緑茶麻悠 [ochazukewemens] 舞台監督:森山香緒梨、土居歩
音響:古場田良子[電動夏子安置システム] 照明プラン:黒太剛亮
映像製作:渡部壮彦 撮影:飯田襟幸 宣伝美術:今井彩、ほのお
制作:丸由立 http://www.setagaya-silk.com/
出演：
大竹沙絵子：笹井(社員 携帯好きには訳がある)
串山麻衣 ：柳田(社員 占いコンテンツ担当)
下山マリナ：竹尾(社員)
緑茶麻悠[oehazukewemens]：柊（社員 上杉婚約者) 、ヒポリタ
堀越涼 [花組芝居] ：上杉(プログラム業者) 、パック
緑川陽介 ：立枝(社員 不甲斐ない) 、ライサンダー
塚越健一 ：秋葉(チーフ) 、ディミートリアス
石井舞 ：美樹谷(社員 性格悪し) 、ハーミア
前園あかり[バナナ学園純構乙女組]：青木(秋葉にぞっこん)、ヘレナ
岩田裕耳 [電動夏子安置システム]：社長、オーベロン
堀川炎 ：紘子（社長夫人）、タイテーニア
2010/1/17(日)晴 6:09-7:50PM(1'40)下手側後方 客席超満員(70人)
客層：20才代中心、学生多そう、男女半々。
客入れ：上手下手2ブロック、桟敷（またはベンチ)1，2列、ひな壇2，3列に椅子。
客入れ時、劇場壁に芝居チラシと公演日程など投影、折り込みチラシに替え。
パンフ A4 3つ折り 挨拶、配役、スタッフ、予定。次回公演 4/8-11「春の海」
＠シアター711。物販。台本1000円 公演DVD。カーテンコール1回 なごりの拍手続くも
1回。
初見の劇団。作家・女優・スタッフとなんでもこなす、堀川炎（ほりかわ ほのお）
が2008年旗揚げ。プロデュース形式で古典原作とか取り上げてきた模様。
舞台。椅子を並び替えてオフィス。手前の柱壁に倉庫とサーバ室設定。
お話。買い物、チャット、ゲームとウェブサービスを提供する会社の人間模様を、
「夏の夜の夢」の本歌取りとし。オーベロン王がワンマンで悪戯好きの社長、タイ
テーニアは愛に飢えて出会い系に走る夫人、妖精パックはコンテンツのプログラマ
サイバースペースでのパスワードの改訂ミスが引き起こした騒動を、恋の混線と
描いていく。
なるほど電脳アイデアに座蒲団2枚。現実のすったもんだを、なにげな現代口語会話
で巧く潜め。その下地から携帯コンテンツのデフォルメした、マンガじゃんな騒動
に繋げ。日常的な男女愛憎、古典劇のポイント、本歌取りのおかしみの一粒で三度
美味しい趣向としてて、ふーんねこ。あまけにダンスめき、音楽のリズム盛り込み
でムードサービス。ラストには原作にない、現実が上手な毒気添え。欲張り過ぎな
感あれど、そこがこれからお楽しみでもあり。
役者。パック・堀越涼。芝居めいたメリハリ○。ハーミア・石井舞、美人。ヘレナ
・前園あかり、はっちゃけたコメディアンヌぶり○。
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