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＠上野 東京文化会館（2011/10-29-30 2ステージ）
http://www.t-bunka.jp/
全指定 S席18000円 A席16000円 B席14000円 C席10000円 D席8000円 E席6000円
2011/10/29(土)晴 3:05-5:38PM(35/休20/50/休17/27)5階下手 客席満員(2300人)
客層：30歳代中心かな。大人寄りに幅広く、女性7，8割。
客入れ：当日券不明。折り込みチラシは希望のみ。パンフ A4 1枚 配役のみ。
物販。パンフ 1500円 未購入。カーテンコールは各回。ギエム登場演目は最大7回。
「リアレイ」
舞台。暗色が支配する中、とこどこ光が射し。
ミニマルな構成、シャープでシーケンシャルなダンスを完璧にみせてくれ。
美しくかっこいい肢体と振付を、見えそうで見えない照度の中仄めかしてくれて
意地悪で面白し。
「パーフェクト・コンセプション」
舞台。上下に根が生えたような木が上手上空。カーペット・ラグをスカート然と
腰にまとったり、脱いで足かせになったり。
奇態な構成演出と振付。幻想画から抜け出たようなシュールな場面とお行儀の悪い
動きの悪夢なバレエ(笑）。お尻を客席側に振ったり、カーペットをストレスに
したり、ノイズあれこれが面白し。
「アジュー」
舞台。正面奥に衝立スクリーン。浜辺の光景にギエムや人々。映像から出たり
入ったりの演出あり。
自分対峙、成長の物語りを心情をうかがわせる所作と、繰り返しながら開放されて
いく振付で描く。穏やかに染みいってくるようなエモーショナルなダンス、
「外」へ出ることと絡む映像とも、ほっこりするねこ。子供からだなパフォーマンス
を見慣れた目にはアンドロイドなギエムも、この作品は人肌を感じさせて好感ねこ。
公演データ
「春の祭典」35分 カーテンコール2回4分
振付:モーリス・ベジャール 音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー
出演：
生贄 :宮本祐宜(29日)/長瀬直義(30日)
2人のリーダー :柄本弾、森川茉央
2人の若い男 :松下裕次(29日)/小笠原亮(30日)、氷室友
生贄 :奈良春夏(29日)/吉岡美佳(30日)
4人の若い娘:高村順子、西村真由美、佐伯知香、吉川留衣
休憩20分
「リアレイ」約20分 カーテンコール3回2分
振付:ウィリアム・フォーサイス、音楽:デヴィッド・モロー
出演：
シルヴィ・ギエム、マッシモ・ムッル
「パーフェクト・コンセプション」約25分 カーテンコール2回2分
振付:イリ・キリアシ
音楽:ヨハン・セバスチャン・バッハ「ゴルトベルク変奏曲」
ジョン・ケージ「プレリュードとソナタより 13番」、レスリー・スタック
出演：
井脇幸江、吉岡美佳、高橋竜太、長瀬直義(29日)/
田中結子、川島麻実子、松下裕次、宮本祐宜(30日）
休憩17分
「アジュー」(Bye) 22分 カーテンコール7回5分
振付:マッツ・エック
音楽:ルートヴィッヒ・ヴァン・ペートーヴェン ピアノ・ソナタ第32番Op.111第2楽章
出演：シルヴィ・ギエム
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