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＠大阪日本橋 in→dependent theatre 1st（2012/11/2-4 5ステージ）
http://itheatre.jp/
全自由 前売2500円 当日2800円 学生2000円
企画・演出：亀井伸一郎(カメハウス)×大牧ぽるん(激団しろっとそん)
音響：西角秀紀(有限会社ムーブファクトリー) 照明：滝口史郎! 舞台監督：稲垣宏
舞台美術：稲垣宏 エリアコーディネーター：まさき チケットデザイン：まさき
製作：カメっとそん
激団しろっとそんサイド「トレースの國の有栖」
作・演出：大牧ぽるん メイク：やま 選曲：犬仔
出演：
宵河くろ：藍那有栖
ぼんてんべす：偽海亀基
しろ：三月茶子
大牧ぽるん：謎村惰稲
たるきりね（亀井伸一郎 Wキャスト)：赤目女王
カメハウスサイド「ＡＬＩＣＥＣＩＬＡ」
作・演出・振付：亀井伸一郎 演出助手：松村綾子 衣装：岡田かいり
出演：
前田ひとみ(HITOMIMI)：アリス・アン・ニコルズ
城之内コゴロー(男肉duSoleil)：ルイス・キャロル
亀井伸一郎：マッドハンター
北山貴靖(劇団ぺーさん’s)：トマス・ニール・クリーム
森田鮎(劇団うんこなまず)：ダイナ・フィル・ニコルズ
ナカバシマリナ：ジャック・ダヴ・ハートレス
宮崎真澄：クロッカス・ホワイト
岡田かいり：トゥィードルダム
プリン松：トゥィードルディー
2012/11/3(土)晴 7:00-9:42PM(67/休15/78)最前方より 客席9割（35?人）
客層：学生、20-30才代中心、男性過半数。
客入れ：ロビーはトランプやらで飾り、原作イラストストーリーが楽しい。開場時
10数人。ゆったり目にパイプ椅子6列。最前列から埋まり。折り込みチラシそれなり。
パンフ A4 3ページ。挨拶。舞台衣装での写真と配役。開演定時10分前から主宰2人
のトーク。物販。しろっとそん。台本 500円。くじ300円 カレンダー250円。
カメハウス 役者個人パフォーマンス100円/人。
演出込みエンディング後カーテンコール１回2分。話が長くなりがちな亀井トークに
物販時間キープと釘を刺すぽるんさんの焦り顏に微笑ねこ。
合同公演の由来はしらず、激団しろっとそんは初見ねこ。
舞台。調度やら装置はなし。ゴスロリやら衣装は凝ったもの、それだけで世界観を
造り込みでき。
構成。マッドハンター亀井とアリスぽるんが前説、しろっとそん作品は手拍子とか
盛り上げてとお願い、カメハウス作品にはそんな余地はない（笑）とか。
しろっとそん→カメハウスの順で上演。フィナーレのバトルダンスは合同。
お話。「トレースの國の有栖」アリスのその後は学園の女王。相手の能力を我がもの
にできる魔力で圧倒的。彼女の前に魔力が効かない、ちんちくりんの小男偽海亀が
突然現れ、愛の告白。アリスにスピッツのようにつきまとい。これをみたアリスの
ライバル女子・三月茶子。なぜか嫉妬心めらめらと燃やし。かくして、学園ラブコメ
開始。やがて、偽海亀の真の目的が明らかとなり、ほろりあり。
「ＡＬＩＣＥＣＩＬＡ」精神を病んだ（なのかな）アリスの見たイカレタ世界。
精神病院院長の思惑、巷に出没する切り裂きジャックが絡むダークファンタジー。
可愛いと妖しい、全然違うテイストが楽しめるお得な合同公演。ともにダンス
ふんだん、これもソフトとハードで正反対。しろっとそんは、自分探しと救済を
裏打ちにして楽しいだけでない味わい添え。役者さんの見た目、キャラ自体が
アニメな物語に嵌まって、楽しいところ。
カメハウスはいつもながら盛り込み、造り込みがハンパなく、短編とはいえ圧倒的。
ハードコアな物語世界、疾風怒濤と流れるシーン、半分近く占めるダンスシーンの
めくるめき感に痺れるねこ。王子小劇場とか東京に呼ばないかしらん、コアなそして
広くファンがつくと思うのだけど。
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