[ホーム]（個別ページができ次第、そちらにリンクします。）
＠用賀 世田谷美術館エントランス・ホール(2015/01/08-09 2ステージ)
http://www.setagayaartmuseum.or.jp/
全自由 予約2500円 当日3000円 中学生以下無料
構成・演出：多田淳之介[東京デスロック] 照明：岩城保
音響：星野大輔（サウンドウィーズ） 舞台監督：細川浩伸
企画・制作：塚田美紀（世田谷美術館） 制作：米原晶子
主催：世田谷美術館（公益財団法人せたがや文化財団）
出演：伊東歌織、福田毅
2015/01/08(木)晴 8:05-9:12PM(1'07)正面最前 客席9割(80?人)
客層：20-30才代中心、中年層結構。中学生以下はおらず。女性過半数。
客入れ：これまでと同様に通常入口と反対側の事務所側で受付。案内紙がいくつか
貼られ。戸外に待ち、開場時20人超。一旦レクチャー室で待機してから整理番号順に
並んで入場。円弧状にベンチ4列、最後尾に椅子1列。2階への階段を見込む奥側か、
正面席へ誘導。壁面映像と階段パフォーマンスが観やすい位置が○。入口より後方に
空席あり。無料コインロッカーを推奨。折り込みチラシ少々。パンフ A5 3ページ。
物販なし。カーテンコール1回。
美術館エントランスホールをまんま使うシリーズ、今回は多田淳之介作品。
都内での新作公演は2年振りとか。
舞台。2階への階段もモチロン使い、壁に映像投影。
構成。スライド。ENTRANCEの辞書意味。展示会場入口にある文章解説。構成の説明は
ロボットボイス。役者が来て退場して、場違いが音楽がかかってと、あんまりな
素っ気なさに笑い上がり。
・すらっと美術館を訪れた2人。導線を出たり入ったり、やがてポーズをいれて
パフォーマンスめき。場違いな音楽？（ツァラツストラはかく語りき）。結構奇態。
・ボレロいれてミックス。デュオ。帽子を奪ったり、奪われたり。
・スリラー♪。ゾンビな男、フラダンス踊る女。
・白鳥♪。砲丸を投げる、バレエぶりで舞う女。力む?男。
・妖怪ウォッチ♪。頭巾かぶり、踊り。男ソロ、脱いで暑いと疲弊した
表情。
・アナ雪♪。おずおずとした女。ライブ映像投影。やがて裸足でダッシュと高揚。
山に登る。ここから紅白中継風。愛の賛歌(MIWA MC付き）♪。脱ぎ捨てられた
ヒールを抱く男。ローズピンクに染まる空間。
・エントランス会場のライブ映像。紅白の司会アナウンスがサザンを呼び。音楽。
・2Fバルコニーに妖怪ウオッチマスクの2人。観客に手を振りながら降りて、踊り。
鼓笛隊の音、不穏な低音、除夜の鐘が曲にミックス。螢の光♪。
・無人。映像。ENTRANCE2015 1年の日付が過ぎて、今日に戻る。ミラーボール光り、
A Happy New Yearの文字が躍る。トークしながら階段を降りてくる司会者な2人。
今年の抱負、お客さんにも聞いてみる。取り留めないトークは音楽に埋もれて
いく。
楽しい迎春イベント演劇。音楽と構成があり、2人の役者がダンス／演劇の表現に
拘らずにパフォーマンス。ほどよいほどけた距離感がいい感じ。楽天的にショーは
過ぎるけど、毒気も注入。ユーモアと皮肉が、今の明暗を映してスパイシー。
今年、さらに未来に思い馳せたりするねこ。
[月間一覧］