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 白石加代子「笑った分だけ、怖くなる」vol.1

 @池袋 東京芸術劇場シアターウエスト(2015/4/15-19 6ステージ)
 http://www.geigeki.jp/
 全席指定 5500円
  @りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場 22
  @亀戸文化センター・カメリアホール 24
  @越谷サンシティホール 27
  @兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール 5/2
  @練馬文化センター 5/7
  @パルテノン多摩 5/9
  @シアター1010 5/11
  @近鉄アート館(大阪天王寺)5/13
  @秋川キララホール 5/15
  @相模女子グリーンホール 多目的ホール 5/17

 上演台本:笹部博司 演出:小野寺修二[カンパニーデラシネラ]
 美術:青木拓也 照明:阿部康子 音響:清水麻理子 衣裳:坂東智代(東宝舞台)
 ヘアメイク:笹部 純 舞台監督:北条 孝 宣伝美術:東 學(188)
 宣伝写真:? 忠之 広報:高仲典子 制作デスク:小笠原京子、小川ちとせ
 制作:高比良理恵 企画:笹部博司 企画・製作:メジャーリーグ
 出演:
 白石加代子、佐野史郎

 第一ラウンド 東野圭吾「超税金対策殺人事件」(「超・殺人事件 推理作家の
  苦悩」新潮文庫より)

 休憩

 第二ラウンド 小池真理子「妻の女友達」(集英社文庫より)

 2015/04/18(土)晴 7:03-8:05PM(38/休22/1'00)後方下手 客席満員(270人)
 客層:中年、シニア層最多、女性8,9割。
 客入れ:通常客席。やや高めの舞台で最前は見がたいかも。折り込みチラシそれなり。
 パンフ A4 1ページ。次回公演未定。カーテンコール2回1分。

 百物語終了後の新シリーズ第一弾。
 東野圭吾「超税金対策殺人事件」
 舞台。中央、ノートパソコン机。前方倒れた椅子。左右に丸テーブル。奥に姿見、
 女性のトルソー、衣紋掛けに上着。上方に白いスタッコ壁、スクリーンに使用。
 お話。ミステリー作家。納税試算をみてびっくり、経費を増やそうと執筆中の小説に
 続々登場させ、物語は書き換えられていく。

 ミステリー作家に佐野、税理士に白石、劇中劇のミステリー男女も演じ。小道具も
 よくつかい、バタバタとコミカルに演じ。テンパっての怪演がそこそこあって愉しい
 ところ。

 小池真理子「妻の女友達」
 舞台。中央に黒い革張りの三人掛けソファ。左右に丸テーブル。
 お話。公務員の夫の家。妻の友人とある女流作家がやってきて、まるで女中のように
 妻を扱い始まる。夫の胸に殺意が芽生えて。

 七転八倒、過剰な演技の白石さん、抑え気味の佐野さんの凸凹コンビが愉快。
 ラストに向かい、あり得ない結末に巧く導き、してやられたりねこ。

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