[前頁] [ホーム] [一覧] [次頁]

 劇団☆新感線 2015年劇団☆新感線35周年
 「オールスターチャンピオンまつり『五右衛門vs轟天』」

 @赤坂 赤坂ACTシアター(2015/7/29-9/3 36ステージ)休演7/30 8/3,10,17,24,31
 http://www.tbs.co.jp/act/
 全指定 S席12000円 A席9500円 ヤングチケット2000円(22才以下)
  @大阪 イオン化粧品 シアターBRAVA! 5/27-6/30 34ステージ
  @福岡 キャナルシティ劇場 7/11-20 10ステージ

 作:中島かずき 潤色・演出:いのうえひでのり
 作詞:森 雪之丞、いのうえひでのり 音楽:岡崎司 振付:川崎悦子
 美術:池田ともゆき 照明:飯泉 淳 衣裳:小峰リリー、竹田団吾
 音響:井上哲司 音効:末谷あずさ、大木裕介 殺陣指導:田尻茂一、川原正嗣
 アクション監督:川原正嗣 ヘア&メイク:宮内宏明 小道具:高橋岳蔵
 特殊効果:南 義明 映像:上田大樹 大道具:俳優座劇場舞台美術部
 歌唱指導:右近健一 演出助手:山ア総司、大塚 茜 舞台監督:芳谷 研、八木 智
 宣伝美術:河野真一 宣伝画:寺田克也 宣伝写真:相澤心也 宣伝メイク:西岡達也、
 柴崎尚子、石田絵里子 宣伝・公式サイト制作運営:ディップス・プラネット
 宣伝:浅生博一 票券・広報:脇本好美、倉前晴奈 制作デスク・法務:小池映子
 制作:柴原智子 エグゼクティブプロデューサー:細川展裕
 企画・製作:劇団☆新感線、ヴィレッヂ
 出演:
 古田新太 :石川五右衛門
 橋本じゅん:剣轟天

 松雪泰子 :真砂のお竜
 池田成志 :セイント死神、ばってん不知火
 賀来賢人 :アッドリュー宝田

 高田聖子 :マローネ・ド・アバンギャルド
 粟根まこと:Dr.チェンバレン、からくり戯衛門(宇賀地典膳)

 右近健一 :アビラ・リマーニャ
 河野まさと:インビンシプル・プラックキッド、人犬太郎
 逆木圭一郎:前田玄以、ぬらくら森の悪ガキ
 村木よし子:クイーンロゼ・ゴージャス、紅蜘蛛御前
 インディ高橋:カストロヴィッチ北見、鎌霧之助
 山本カナコ:招鬼黒猫
 礒野慎吾 :ふんどしと呼ばれる男
 吉田メタル:死神右京
 中谷さとみ:風谷のウマシカ
 保坂エマ :くれくれお仙

 村木仁 :ネエコ・マケ、ぬらくら森の悪ガキ2
 川原正嗣(東京公演)安田桃太郎(大阪・福岡公演):ダークナイト16、エスパーダ
 冠徹弥  :はがね太郎
 教祖イコマノリユキ:ひげ紋次

 武田浩二、藤家剛、加藤学、川島弘之、安田桃太郎、伊藤教人、南誉士広、熊倉功、
 藤田修平(大阪・福岡公演)
  :ブラックゴーモン部下、捕り方、ふんどし一味、風魔忍者、盗賊ほか

 上田亜希子、嶌村緒里江、谷須美子、吉野有美
  :桃色インターポーラーX、算盤ダンサー、からくり少女隊、ぬらくら森の動物他

 新谷真弓 :おリカ(声)
 菅原正志 :ナレーション

 バンドD 高井寿(G.)、福井ビン(B.)、松田 翔(Dr.)

 2015/08/08(土)曇 6:00-9:21PM(1'40/休21/1'14)2F下手 客席満員(1300人)
 客層:20-30才代と中年層。女性過半数。
 客入れ:当日券不明。折り込みチラシ厚め。パンフ A4両面。客参加グッズ椅子置き。
 物販。パンフ 大きめB4? 2500円。サイン入り戯曲本。Tシャツ2600円 3000円
 サントラCD3000円。フィギュア1000円。クリアファイル500円。トートバッグ2000円
 9:15PM終演 カーテンコール演出込み1回+3回。9:19PM終了後おまけあり9:21PM解散。

 劇団35周年、同級と子供世代の観客がいる幸福な客席にてお祭り演劇。
 舞台。上下二弾、下にバンド。中央大スクリーン。客席に降りてのサービスあり。
 お話。向かうところ敵なしの悪の組織は眼の上のたんこぶ、正体不明の剣轟天を
 殲滅せんと狙う。同じ頃、地下に潜ったインターポールは起死回生がため、やはり
 轟に目をつける。もてもてだね。奇想天外なその計画とは。

 と言う話はさておいて。物語性<<演出力でバリバリ見せてくれる大花火大会演劇。
 大人げない下らない上等、楽しいと愉快を信条とした、見せ場と笑い処、ちょっと
 お色気 で隙無く構成され。見終わった後、面白かったしか残らない、サウナな
 爽快感◎。旧ネタ旧キャラが集合して知っている人になお楽しくサービス。20世紀の
 同時代ねたも多いけど、万人が楽しめるようしてるから大丈夫。俳優、スタッフとも
 全員野球。役者の隅々まで見せ場をつくってて凄い。看板の2人は遺憾なく奇態に
 応えるキャラ芝居。高田聖子が堂々と、気持ちいい。エ○リザ○ートの変化球ネタも
 嵌まって素敵。賑やかし役の池田成志が訳がわからないキャラと芝居に徹し、
 寄る年波に変えないことも味方にして絶好調。ミスマッチかと思いきや、ゲストの
 ハンサム・賀来賢人と松雪泰子がノリノリですっかり劇団員化。中谷さとみが今回
 いってしまっていて、主役より印象に残りかねず、奮闘に拍手ねこ。

[月間一覧