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 下鴨車窓#13「渇いた蜃気楼」

 @駒場東大前 こまばアゴラ劇場(2016/05/13-15 4ステージ)
 http://www.komaba-agora.com/
 全自由 一般2500円、ペアチケット4300円 ユース(25歳以下)1800円
  @福岡 ゆめアール大橋 小劇場 5/6-8 3ステージ
  @北九州 枝光本町商店街アイアンシアター 5/9 1ステージ
 
 脚本・演出:田辺剛  提携:(有)アゴラ企画
 出演:
 藤原大介[OFT] :船田亮(夫)
 大沢めぐみ[OFT]:船田真澄(妻。亮とかつて同級生)
 高杉征司[OFT] :鳥飼雄二(NHK営業)

 2016/05/14(土)晴 2:05-3:39PM(1'34)中段上手 客席8割(35人?)
 客層:20-30才代男女とおじさん。男女半々。
 客入れ:折り込みチラシ厚め。パンフ A4両面。物販。上演台本1000円。
 カーテンコール1回。

 ツアー最終。
 舞台。アパート一室。一面に紙くず、合間に缶ビール散らばり。ローテーブル、
 隅っこに小さな液晶TV。上手から玄関設定、封印された蛇口と洗い場。
 お話。暑い夜、部屋にエアコンなし、断水で水をポリタンクでハンドキャリー。
 男は自転車盗まれてと疲労困憊、妻は鍵を掛けずと聞いて呆れ。行き詰まりの2人の
 元、過去から友達がやってくる。

 そんな人がそんな風に生きていると知られる高水準の心理会話劇。のぞき見感覚の
 興味深さと、終始ざわざわとした胸さわぎが相まって、地味も目が放せないねこ。
 呑み込む言葉、細かな目線と仕草の交換ら、俳優達の心理表現が充実してて、
 ニヤニヤと楽しむねこ。

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