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＠福岡・ぽんプラザホール(2016/06/18-19 3ステージ)
http://pomplazahall.jp/
全自由 一般 前売2500円 当日2800円 学生 前売1700円 当日2000円
高校生以下 無料
＠京都 アトリエ劇研 6/10-13 6ステージ
原作：多和田葉子 演出・構成：和田ながら 美術：林葵衣
照明：吉田一弥〈GEKKEN staffroom〉 音響：甲田徹 衣装：清川敦子(atm)
舞台監督：北方こだち〈GEKKEN staffroom〉 制作：豊山佳美
京都芸術センター制作支援事業 共催：アトリエ劇研[京都公演]
主催：したため、(公財) 福岡市文化芸術振興財団[福岡公演]、福岡市[福岡公演]
http://shitatame.blogspot.jp/
出演：穐月萌 岸本昌也 菅一馬 多田香織(KAKUTA)
2016/06/18(土）曇 2:06-3:39PM(1'33)中段下手 客席満員(90人）
客層：学生、20-30才代中心。女性7割。公然と叱責指導する教師1あり。
客入れ：学生団体2つほどあり。開場時40人ほど。椅子1、劇場雛壇椅子5列。
折り込みチラシそれなり。パンフ B5 3ページ。物販未確認。カーテンコール1回。
京都のユニット、初見ねこ。尾崎放哉や種田山頭火などテキストをもとに上演して
きたとか。今回は芥川賞作家・多和田葉子の同名小説を原作。
舞台。窓状の透明板が四つ、等間隔に吊られて中空。下手手前にはバナナ一房が中空
お話。とある作品を翻訳しようと火山島を訪れた女性。物語世界やら妄想膨らみ、
島のことに想いが広がるが、仕事が進まない。何をどう翻訳したらいいのか、見当が
つかないのだ。
言葉遣いバラエティショー。発話、身体を種々駆使、猫の目のように変わる表現が
面白楽しいねこ。読唇ならぬくちびるスタンプで残す、またバナナを食べるなど
生理的演出がスパイシー。中盤で物語、島生活、心象が混在混とんとして、ついて
行け過剰さ、終盤のドタバタとスピード感よく。俳優達が果敢に挑戦して応え、
口跡良く、個性と愛嬌ある演技が素敵。機知と情熱をいたく感じさせる舞台、
次の作品を見てみたくなったねこ。
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