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 静岡ストリートシアターフェス「ストレンジシード」

 @静岡 駿府城公園 静岡市街地(2017/05/05-07 1〜3ステージ)
 観覧無料 予約不要

 コンセプト・ディレクター:甲賀雅章 プログラム・ディレクター:ウォーリー木下
 事務局:(社)静岡アート支援機構 代表 渡辺亮史
 主催:静岡市 共催:ふじのくに野外芸術フェスタ実行委員会
 協力:静岡タウンホテル魚与

 参加・観劇順
 1 RPC(リアル・プレイ・シティ)「プリンセス七間を取り戻せ!」@七間町市街

 2 いいむろなおき マイムカンパニー @市役所ステージ
  作・演出:いいむろなおき
  出演:いいむろなおき、青木はなえ、田中啓介、三浦求、黒木夏海

 3 康本雅子+ミウラ1号 @お城ステージ
  ダンス:康本雅子 音楽:ミウラ1号
  出演:康本雅子、ミウラ1号、ワークショップ参加者(コドモ対象)

 4 柿喰う客「昔話デスマッチ」@市役所ステージ
  作・演出 中屋敷法仁
  出演:七味まゆ味、大村わたる、加藤ひろたか、田中穂先、長尾友里花、福井夏

 5 off-Nibroll  @お城ステージ
  作・演出:矢内原美邦
  出演:佐々木ヤス子、細田拓海、イナガキコトコ。

 6 北尾亘(Baobab)XShizuokaオリジナルダンサーズ「フランチャイZOO」@市役所ステージ
  振付・構成・演出:北尾亘
  出演:北尾亘、Shizuoka ダンサーズ

 7 DAZZLE @市役所ステージ
  振付:DAZZLE 作曲:林ゆうき、Shusaku
  出演:DAZZLE(長谷川達也、宮川一彦、金田健宏、荒井信治、飯塚浩一郎、
   南雲篤史、渡邉勇樹、高田秀文)

 2017/05/07(日)晴 10:00ー5:00PM あちこち 客席8-9割(40ー130人?)
 客層:学生、20才代最多、ご近所な幅の広さ。女性過半数。
 客入れ:階段席は詰めあいながら。芝生は前列が座り、後列は立って取り巻く
 格好で。パンフなし。投げ銭歓迎の回はみな積極的に参加。

 3日間の野外演劇フェス、最終日を劇場公演の合間に観劇するねこ。
 ・RPC(リアル・プレイ・シティ)「プリンセス七間を探せ」
 本年度新企画、観客参加型。戦士、魔法使い、医者、遊び人に扮して(4人揃わない
 時は兼務あり)、地図と町の人たちの声をたよりに冒険する趣向。
 商店街の道なりに出発。王の願いを聞き、向かいのカフェ=よろず屋の兄さんに
 助言をもらい、まずとある人物捜し。道々笑顔無くした娘たちの願いを叶えながら、
 ヒントをもらい、キャッスル(静岡城址)へ向かい。角角に方向案内があって親切。
 参加のパーティで、冒険(道草)をしようとする人が現れて抑えたりもお楽しみ。
 さて、思いがけず門前払いを食らい戻ったりで(2回の訪問でフラグ立)、
 ラスボスとの対決が終わってみれば制限時間ギリギリ(60分 途中のゲームで勝って
 10分おまけ70分)。結構たっぷりと楽しめ。地元民じゃないとわからないとこが
 あるのが難点かしらん。商店そのものを絡ませるともっと面白いかも。

 ・いいむろなおき 東静岡の劇場から移動、最後の5分だけ。鞄をもつ旅行者の
 逃走?マイム劇。得意のモチーフ?。全編みたかったねこ。3:22PM終演、
 静岡では投げ銭が…とお願い、4:10PM発の新幹線に間に合うまで記念写真等応じる
 とのことで(無事乗れたよし)。

 ・康本雅子+ミウラ1号 急いで城趾内の芝生広場へ。途中から最後まで22分。
 子供(20歳以下?)参加のダンスワークショップ。ハートと星の二組5、6人づつ
 別れ。ノートに書かれた(書いた)通りに動いてみる。全編ミウラ1号の生伴奏付。
 ハート組はもって走る、振る、フラフープで縄跳び等。星組。音楽にビートが
 入って、叩く仕草中心。第2ステップ。ハードな内容を足してもう一度。
 ハート組が演じている間、星組は一心不乱にノートつけ(笑)。
 第3ステップ。チェンジ。ほかの人のアイデア(ノート)で動いてみる、
 その後動物のポーズをして止まる間を康本さんが踊り歩き、タッチされたらついて
 踊る。くるくる楽しく練り歩き、観劇者間に割ってはいってとより楽しく。
 ラストは、木の根本芝生に寝て頬づえをつく可愛らしい仕草で仕舞。
 ノートの紹介、子供たちの自分へのだめ出しぶりにプロ根性あり。書かなくとも
 済むことをなぜか書いていたり、花を叩きつける!とかわいい女子が書いてて
 女の怖さが話題になったり。
 自分たちで考えて動く、変化をつけた構成で濃く、応える子供たちも積極的で
 短時間も充実したWS。大変だけど動くことの楽しさが伝わって嬉しくなるねこ。

 ・柿喰う客。市役所前広場へとって返し。38分全編。歓談の客席もほぼ満員の盛況。
 プロレス解説席が中央。清水まなみ(七味)と掛川わたる(大村)が昔話の掛け合い
 技で勝負するという。めでたしめでたしとしたらめでたし(勝利)。途中、演じる
 役割不足(きじ、乙姫、タイとヒラメら)客席から募って成立させ。強引さに客席
 大喜び。玉手箱(帽子見立て)に小判がない!とレフリーが警告。機転を効かせて
 投げ銭を請うに代えてちゃかり参加型。どんでん返しがあって最後はPK戦(笑)に
 なるが、まためちゃな展開になるという。
 茶番楽しい一幕、くだらないことへ真顔で体張ったりしてラブリー。

 ・ニブロール 城趾内の芝生広場へダメ元で向かい、最後の5分だけ。
 家型オブジェを正方形内に並べ。3人芝居で歩行しながら発話。どこへ行っても
 駐車場という、今いる場所から一歩進むと風景が変わる。心地よく広がる芝生と
 渡る風の中、留まることと踏み出すことの意志が言葉を越えて感じられ。
 全編をみたかったねこ。

 ・北尾亘XShizuokaオリジナルダンサーズ 市役所前広場。冒頭遅刻、後27分
 沖縄なリズムでモブダンス。止めて北尾さんからアドバイス。質疑応答。
 朝の風景をダンスにした手振り等を客席と一緒にやってみる。ラテン曲でモブダンス
 北尾さんMC、踊ることでつながっていたい、でソロダンス。客席の感想を聞くと、
 暴れてるだけ?とか厳しいコメント(持ち帰ります)。
 再度ソロからモブダンス、二組に分かれて合体。いったんダイインして朝の目覚めで
 復活。客席に向かって踊り。
 参加型、観るだけでなく考えていることにも触れて広げ。

 ・DAZZLE ユニゾン多様のフォーメションダンス。念仏唱えの冒頭、個と他社の
 物語めく中盤、後半につれドライブ感増し。整然とクールに進むところに、車道へ
 救急車、サイレンが緊迫感増して面白し。




康本雅子+ミウラ1号


柿喰う客 +雉


ニブロール 終演後


北尾亘XShizuokaオリジナルダンサーズ ダイインからの目覚め


DAZZLE

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