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＠池袋 サンシャイン劇場（2019/01/10-20 17ステージ）
http://www.sunshine-theatre.co.jp/
全指定7800円
＠大阪 梅田芸術劇場シアタードラマシティ 6ステージ
＠福岡 ももちパレス 3ステージ
作・演出：毛利亘宏 照明：斎藤真一郎 音楽：YODA Kenichi 衣装：村瀬夏夜
舞台美術：秋山光洋 舞台監督：杣谷昌洋 音響：井上直裕（atSound）
振付：森川次朗（ミナゲンキ・クルー）、KOHMEN（ELEVENPLAY）、本山新之助
ヘアメイク：林美由紀 小道具製作：和田由里子
アクション監督：栗田政明(倉田プロモーション)
映像：荒川ヒロキ、森すみれ 演出助手：山口美絵 スチール：金丸圭
宣伝美術：羽尾万里子（Mujina:art） WEB：田中ユウコ
企画・製作：少年社中 http://www.shachu.com/trd/ 主催：東映
出演：
生駒里奈：トゥーランドット（帝国の姫）／ケツァール
松田凌 ：カラフ（劇団員 演劇で世界を変えることを夢みる）
・劇団員達
赤澤燈 ：インコ
井俣太良：モズ
馬場良馬：ガン
山川ありそ：ハゲタカ
廿浦裕介：トンビ
加藤良子：アジサシ
ザンヨウコ：キュウカンチョウ
内山智絵：ダチョウ
大竹えり：サイチョウ
堀池直毅：ペンギン(座長）
岩田有民：ティムール（支配人に随行する盲目の男）*
鈴木勝吾：謎の男（支配人と呼ばれる、シアターバードのオーナー）*
*2019/1/28 指摘あり訂正
藤木孝 ：アルトゥム（帝国の統治者）
杉山未央：高貴な女
有澤樟太郎：大将軍ローラン
川本裕之：ピン（近衛兵)
竹内尚文：ポン（近衛兵)
長谷川太郎：パン（近衛兵)
2019/01/10(木)晴 7:03-9:13PM(2'07)2F最前下手 客席9割(850？人)
客層：10，20才代中心にほぼ女子。
客入れ：グッズ販売に長蛇の列、開演直前だというのに階段まで列が伸び。
終演後も同様。折り込みチラシ厚め（終演後捨て場あり）。パンフ A4 2ページ。
次回公演 8/2-12「カゴツルベ」再演＠紀伊國屋ホール。
物販。パンフ A4横 オールカラー2500円 台本1500円 キャラクターカード800円
キーホルダー300円 屏風800円 ブロマイドセット2500円 アクリル社中立ち
キーホルダー700円 ドッグタグ1000円 缶バッチ200円 Tシャツ2800円
カーテンコール3回3分。
早稲田発の少年社中も20年。先のジャブジャブサーキット・アフタートークでの
主宰毛利さんの滲む演劇ラブぶりに好感、久々にみるねこ。記念公演4作品のラスト。
旧作出演の生駒里奈、松田凌がメイン。
舞台。中華瓦屋根の門扉が中央、土壁とサイバーな壁を持ちこみ切替。
マッピングでデジタル世界を重ねたり。照明ともマッハ展開。
お話。演劇で世界を変えるに猪突猛進・空回りのレジスタンスのカラス。はある日
超管理社会を統べるトゥーランドット姫と出会う。立場は違えど、今をよしとは
思わない2人は、禁じられた演劇の力で世界を変えようと「トゥーランドット」の
上演を試みるが。
いつまでも演劇少年・毛利亘宏ロマンティック全面。一字一句に熱を込め、ハサミで
紙をひたすら切るように演じる役者陣のパワー。主演松田さんは喧しいほどでなんか
可愛くてしょうが無く思えてくる直向きさ。また、同生駒さんは無茶振りかという
二面性あるキャラを大胆に表現。多重の物語は小劇場演劇ど真ん中。劇団の名場面〜
小劇場演劇史（ディスりながらの演劇愛）はご愛嬌。モブダンスが多いのは懐かしい
感じも。後半明かされる思いがけない設定は、絶望の末に希望をもとめる切実さが
あって感慨。ベテラン俳優は案配よく持ち味を添え。ザンヨウコさんの肩から力の
抜け具合がしばし笑いを生んで、いい感じ。
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