＠下北沢 小劇場B1(2020/12/17-27 14ステージ)
全自由(整理番号付) 前売・当日とも4000円 配信2000円
作・演出：山内ケンジ
舞台監督：神永結花、森下紀彦 照明：佐藤啓 音響：藤平美保子 舞台美術：杉山至
衣裳：中島エリカ 宣伝美術：螢光TOKYO＋DESIGNBOY イラスト：コーロキキョーコ
撮影：手代木梓、ムーチョ村松（トーキョースタイル）、渡部友一郎
制作：渡邉美保（E-Pin企画） 制作プロデューサー：城島和加乃（E-Pin企画）
助成：芸術文化振興基金 主催：城山羊の会
出演：
島田桃依 ：弓子
岡部ひろき：昭市
石橋けい ：美津子
岡部たかし：サカイ
吹越満 ：重昭（美津子の夫）
岩谷健司 ：康一郎（弓の夫）
米村亮太朗：奥田
筒井のどか：フミエ
2020/12/17(木)晴 7:33-9:29PM(30/休5/46/休5/30) 正面最前列 客席超満員(70人？)
客層：大人より2世代、女性過半数。
客入れ：感染対策。ディスタンスマーク、検温、手指消毒、セルフもぎり、
間隔おいた椅子。正面5列、サイド3列、開演直前に増席。折り込みパンフ A5 3ページ
物販。上演台本1000円？。 カーテンコール1回後、規制退場。
2年ぶりの公演。次回は来年12月＠三鷹芸術文化センター。
舞台。斜に置かれた、朱色のリビング ソファセット。ソファがビーズクッションで
背もたれ自在変形。○テーブル、□椅子。壁際に黒いベンチ2か所。
お話。ハイソな家と交流がある弓子。久しぶりに美津子奥様を訪ねるが、若い息子・
昭市に気があったりもする。見知らぬ男性・サカイが居あわせたり、ささいなことで
美津子の機嫌を損ねたりで、困ったことになってしまう。という序盤から始まる、
今の日常と背徳･エロの顛末。
慎みのコロナ禍でうっふん、鬱憤ばらしな一編。スキャンダラスな実像を覗き見る
格好はお家芸だけど、今回は夢十夜趣向。抑圧された苦しみとか哀しみ経由の欲望と
ビターテイスト混じり。ラストの弓子の台詞にぐっときたり。おじさん達、とりわけ
岩谷さん、言葉の裏や隠せない（エロ）目線芝居が最高。石橋さんのとんがりとスネ
芸がいつもながら嫌らしくて素敵。
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