[ホーム](個別ページができ次第、そちらにリンクします。）
＠与野本町 彩の国さいたま芸術劇場 小ホール(2021/03/20-21 2ステージ)
全自由 一般2500円 U-25 1500円
主催・企画・制作：彩の国さいたま芸術劇場（公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団）
助成：文化庁文化芸術振興費補助金（劇場・音楽堂等機能強化推進事業）
独立行政法人日本芸術文化振興会
1．イリ・キリアンレパートリー「27'52"」(27分52秒)より抜粋公開リハーサル 17分
振付:イリ･キリアン 初演:2002年2月1日/Nederlands Dans TheaterII (NDTII)
音楽:ディルク･ハウブリッヒ｢マーラー交響曲第10番｣からインスパイアを受けた新曲
振付指導:小尻健太（「尻」はかばねに丸が正式表記）､湯浅永麻
2．湯浅永麻「シェヘラサーズ」23分
演出･構成:湯浅永麻
出演:さいたまダンス･ラボラトリVOI.3受講生11名(浅沼圭､塩川ちひろ､柴田真梨子､
高橋楓華、田中真夏､内藤治水､平石瑠海､三輪奈未､モテギミユ､山崎眞結､横山史歩)
振付:｢シェヘラザーズ｣出演者､湯浅永麻
音楽:リムスキー･コルサコフ交響組曲｢シェヘラザード｣第一楽章
Pussy Riot「Straight Outta Vagina」(feat.Desi Mo&Lejkeli47)
3．柿崎麻莉子「Wild flowers」27分
演出振付:柿崎麻莉子
出演:飯森沙百合､栗朱音､小暮香帆､鈴木春香
音楽:豊田奈千甫
衣裳:渡辺慎也
休憩15分
4．小尻健太「あはい」18分
演出振付:小尻健太
出演:さいたまダンス･ラボラトリVOI.3受講生12名(安心院かな､市川茉幸､大岩絹依､
岡本優香、五島茉佑子､柴崎莉良､鈴木夢生､清家知奈､高橋優香､本多優衣子､
望月美羽､山崎智美)
音楽:森永泰弘
Ede-Bih Ethnic Group (Central Highland of vietnam)｢Threshing｣
Kalinga Ethnic Group (Nothern Luzon lsiand of Philippines)｢Saggeypo」
Ede Ethnic Group (Central Highland of vietnam)｢Pinwheel｣
5．岡田利規×湯浅永麻
「わたしは幾つものナラティヴのバトルフィールド」ワーク・イン・プログレス 24分
テキスト･演出:岡田利規
出演:湯浅永麻
6．ポスト・パフォーマンス･トーク 25分
小尻健太、湯浅永麻、内藤治水（受講生）、岡本優香（受講生） 司会 佐藤まいみ
2021/03/21(日）雨 3:06-5:43PM(17/23/27/休15/18/24/トーク25）中段中央 客席ゆる満員(110人)
客層：20-30才代中心で2世代。男女半々。
客入れ：先着順入場、開場時30人超。感染対策。検温、手指消毒、セルフもぎり、
1席空け。ベンチ2、馬蹄形客席8，9列。頂上に補助椅子。常時空席誘導あり。
折り込みパンフ A5冊子。カーテンコール各1回。終演後、規制退場。
今回初の劇場公演。コロナ禍で公演中止、活動停止がため、受講希望数は過去最多
だったとか。プロダンサーを含めて、ハイレベルな23人が集った印象。
1．公開リハーサル
客入れ時から受講生が舞台上を往来、稽古。4人ずつ イリ・キリアン作品抜粋を
繰り返し踊り、振付指導の2人が指導。終始和やかな雰囲気で褒め上手。言われて
即できるのが凄い。コメントがワン・ッウーの小さなッが入ってないとか、
具体的で判りやすい。最後にもう一度。グループでトーンが違うのが面白い。
2．湯浅永麻「シェヘラサーズ」
無音、デュオとモブ。代わりばんこに突出してはモブに取り込まれ。繰り返し。
ダイイン。シェヘラザード♪、マイクスタンドが下がってくる。ソロで絡む、が
歌わない。ラストはPussy Riot♪、奥側で集合、ピンク明かり内で決めポーズ。
が、搬入扉をスタッフに締められて暗転。
出る釘、打たれてもへこたりず、逞しい。マイクがあっても語らない妙。最後は
ビターテイスト。受講生ダンサーは強烈に個を主張しつつ、モブでは協調して
バランスいいなと思うねこ。
3．柿崎麻莉子「Wild flowers」
同じダークカーキ色のワンピと、アップした髪型でクローン？、自分（という
他者？）。冒頭のソロは小暮さんかな。孤独と不安の心象に揺れるありさま。
苦しみ倒れるモノをけっして独りにはしない展開。とおやかも芯は強いダンスに
なんか泣けてくるねこ。
4．小尻健太「あはい」
立像なモブ、荒い息、リコーダーの音。コンタクトダンス。外に1人残し、中央に
集まり、互いに寄りかかる。虫の音。ほどけて拡がり、目まぐるしくフォーメー
ションは変化していく。個の呼吸から始まり集う、生の実感と集ってのエネルギー
の高まりをよく感じることができ。
5．岡田利規×湯浅永麻
客電つけ、稽古着の湯浅さんがトークと身体ぶり。先生と思っている人のフォロワー
30万のTwitter、体の声を聞きなさいとたび書いている。ある日、聞こえない、
どうすればいいかとリプライズする人あり。聞こえないよね。でも、身体が声なき
叫びを上げているならイメージできる。言葉とイメージ、体にほこらがある、それが
全身にある。ダンサーが語る岡田作品がいっそう見応えある、雄弁で魅力的なものと
なることを体験。
6．トーク
湯浅（「シェヘラサーズ」）千夜一夜物語のシェヘラザードは賢くて逞しい。
テレビをみていたら、アイドルの子がでてて逞しく、賢い。マイクを舐めるように
してるのに受け入れている。その一方で、Pussy Riotは非難されているのは？。
最初受講生にアンケートをとった。ひとりひとりが自分があって、考えが広いのに
驚かされた。話をｓるうつてを創れるといいなと。(マイクは？）アイドルのことと
ポピュリスムの象徴、でも喋らない。
内藤 最後までタスクの振りを直して。永麻さんの姿勢を直接受け止められたし、
刺激を受けた。
小尻 （「あはい」）ダンスは呼吸、あはいの時間を過ごす。ダンサーがこの場で
12人になった呼吸、倒れたのも確実にあって、エネルギーを放出して(等）。
岡本 ダンスというか、関係性、実感が大事にされている。ワーと盛り上がるだけ
じゃなくてと思って。
湯浅 教えて居ると自分岡大がみえる。そこを含めて教えていただいた。
小尻 言うだけじゃなくて一緒にやっていくのも大事。続けていきましょう。
[月間一覧］