青年団 この日唯一の屋内会場 ／ コトリ会議 雨対策
世界劇団 木のそばの怪人が実は一番気になる ／ 山崎皓司君 ミニセグウェイに乗って登場。
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＠静岡 駿府城公園内各所、静岡市役所・葵区役所前、静岡市民文化会館前
(2021/05/02-5）無料（事前登録要）
フェスティバルディレクター：ウォーリー木下
ジェネラルマネージャー：佐和ぐりこ プログラムディレクター：若林康人
テクニカルマネージャー：大石宣広、竹澤朗
運営・制作：蔭山ひさ枝、高橋ゆうき、菅井一輝、菅沼新太、岡崎彩音、草野冴月
アートディレクター：山口良太 コンセプター：甲賀雅章
キャラクターイラスト：しりあがり寿
主催：静岡市 共催：SPAC-静岡県舞台芸術センター
2021/05/05(水祝）雲／雨 11:00-5:55PM(内訳下記)
客層：学生、20-30才代中心。女性7割。
客入れ：受付で連絡先を提示、検温、手指消毒してリストバンドもらい。各会場で
バンドをみせ、手指消毒して入場。午後から雨天となり、20-30人ほどのコアな、
半分は雨ガッパ装備の観客中心。また、芝生面の箇所を皮切りに中止も相次ぎ。
床座りの箇所ではビニール袋を配布、椅子座面を拭いてくれたりと親切。
(1)青年団「ちっちゃい姫とハカルン博士」
＠市役所エリア［ダイニング］(5/4-5 6ステージ)
作・演出：平田オリザ 舞台美術：杉山 至 舞台監督：島田曜蔵
音響・映像操作：熊谷祐子 制作：太田久美子
出演：井上三奈子(姫)、村井まどか(博士)、たむらみずほ、髙橋智子
11:00-11:27 曇 客席5割(35人 親子3組) 桟敷、椅子3，4列。オリザさんも誘導員。
舞台。大型紙芝居背景、ヨーロッパの宮廷景色投影。
お話。とある小さな島国の姫はおかんむり､その訳を聞いてみると…。
「計る」「比べる」やってみよう！の子供とおやごさんＱ＆Ａ参加趣向。ご当地趣向
で、地元高層ビルと比べたり、親しみやすく工夫。計れないものにぐっとしたり。
子供たちがよく応えて、終始和やかに、広くちょっと深く楽しめたねこ。
(2)コトリ会議「しずおか神経の糸と対話する」リモートver.
＠市役所エリア［鏡池］(5/2-5 8ステージ)
本・演出：山本正典
出演：牛嶋千佳、三ヶ日晩、原竹志、まえかつと
12:00-12:25 小雨 客席4割？(10数人)前は広場面座り、傘の人は後方立見。
舞台。雨につきテント下に大型モニタ設置。露天より観やすいし。
お話。三密を避け、徒歩で静岡を目指すコトリ会議。なぜか暗夜行路、挫けそうな
ところに親切なおじさんが道しるべの糸。辿った先で市役所の秘密を知ってしまい。
全編紙人形上演。配信上演とあっていつもの微小発声は止めるという、珍しい上演と
なり。ホラーかギャグかない交ぜの遊び、風刺、心理劇の潜みありと、独特の
不思議な面白さ健在。好きな人は初見で嵌まるという。
この後、1:30PM～の鳥公園＠駿府城公園エリア［芝生］予定は、雨天中止。
(3)大石憲「few」
＠駿府城公園エリア［ガーデン］(5/2-5 4ステージ)
作・演出・出演：大石憲
1:00-1:25PM 小雨 客席5割？(30人) 椅子3列、後方はマーク位置で立見。
お話。未来の自分に出会う、さらに平行世界では別の顔。気がつくと元の今。
多彩に自分語り、自分探し。小気味よくキャラ変(自分だけど)。真っ直ぐな演技体が
清々しい。もう一ひねり、スパイスがと欲が出るねこ。
平田オリザ トーク＠しりあがり寿 presents ずらラジオの最後のとこを
立ち聞きして、予定変更2へ。
(4)鈴木仁「幻夏 その夕暮れ」
＠静岡市民文化会館エリア［駐輪場］(5/4-5 2ステージ)
作・演出・出演：鈴木仁
2:00-2:15PM 小雨 客席5割？(30人）マーク位置とその後方立見、360度全方位。
白塗、レトロな少年装束、客入れから赤い風車を手にゆるやかに舞い。そぼ降る
雨の中、とても素敵な絵面をつくり。内心、維新派を思わせる姿には震え。
ジャグリング、棒、棒とホイール、お手玉、そして夕暮れBGMともナイフ呑み。
えずく姿まで絵になるというムーディ。通りすがりの気分でみてほしいと言ってた
けど、イイ拾いものをしたねこ。
予定変更3と向かった演劇ユニットHORIZON＠駿府城公園エリア［お城］は雨天中止。
衣装を着た役者達を紹介しながらのコスプレ撮影大会に変更され。
たまたま付近に、アグネス吉井「ノマド」が回遊してきたので、そっちを追っかけ。
本来予定のホナガヨウコ＠静岡市民文化会館エリア［石舞台］が雨天中止となり
予定変更4。
(5)世界劇団「紅の魚群、渾然たる空へ飛べ」
＠駿府城公園エリア［ガーデン］(5/2-4 4ステージ)
作・演出：本坊由華子 音楽：ムー・テンジン 音響：高橋克司（東温音響）
ドラマトゥルク：高山力造（SCHOP PROJECT）
出演：本坊由華子、片渕高史（ハコベラ）、泰山咲美、zoo（kunstkammer）
3:30-3:55PM 雨 客席5割？(30人）椅子3列、後方はマーク位置で立見。
愛媛の劇団。第10回せんがわ劇場演劇コンクール「オーディエンス賞」を受賞し、
6月に東京公演あり。雨が本降りとなり、会場MCがそれでもやるといっています、
世界的な雨男・宮城聰が本気を出す前にみなさんみましょうと笑わせ。
お話。鬱屈女子の前に現れる、サイケで賑やかな奴ら。ディスタンスを
越えた先へ誘おうとするがもじもじ女子。案じながら骨壺に滅入った母も、蘇って
後押し。女子は世界へ旅出せるのか。かな。
全編アングラ乗り、ポップでサイケな衣装、テンション高いコミカルな演技と歌。
越えようとして果たせない様々隔たりを見据え、先を見通そうとするセラピー劇
なんだろうか。わからないけど、それを含めて楽しむねこ。活動休止中の
劇団どぐんごを時々彷彿させて、一人面白がるねこ。
(6)山崎皓司「世界平和」
＠駿府城公園エリア［ガーデン］(5/2-5 8ステージ)
出演：山崎皓司、ハッピー
4:30-4:50PM 雨 客席4割？(20人）椅子3列、後方はマーク位置で立見。
FAIFAIメンバー、現在故郷の掛川で農業を営みながら、SPACと関係し、役者を
続けているという山崎皓司のパフォーマンス。
ゴリラと通訳のインド人男性。ウホウホとイマジン♪。頭を脱いだ中の人・
皓司君へ静岡駅駅前居酒屋で働いているというハッピーはベンガル語？で
まくし立て。ディスコミ勃発。英語に切り替えてくれ、金が（も）大事という。
なんだかかんだと言い合って、最後はハッピーに寄りで仲直り。
客席へ、資源のない日本で飢えないのはなぜかを考えて欲しい、イマジンして
ほしいと。トーク、種々タネを練り込んだ手製の「ストレンジシードボム」を
持ち帰り撒いてみて欲しいこと。共演者ハッピーがコロナ禍で窮状にある、
彼に投げ銭のお願い(12万円超集まったとか）。
世界の中、役者としてどう立つか、言葉を発するか。流行や消費に流されず、
純粋に憂い、願う姿が胸に来るねこ。「ストレンジシードボム」1万個の願いの
ほどを思うと泣けてくるねこ。
(7)大熊隆太郎 (壱劇屋)×達矢 (サファリ・P)×SPACストレンジチーム「Team Walk」
＠市役所エリア［大階段］(5/2-5 8ステージ）
作・演出・音楽：大熊隆太郎
出演：大熊隆太郎、達矢、大内智美、春日井一平
5:30-5:55PM 雨 客席2割？(20人)大階段 マーク位置に座り、傘の人は後方立見。
2，4人でとりどり歩行ダンス。一人づつダウン。春日井さんが助けようとしてだめ、
客席に助力願い。どんどん足踏みでポンピング、一人づつ復活。大内さん目隠し、
みえない足下に大熊、達矢の二人が色々置いて驚かせ、のち靴を履けるように誘導。
再び、4人で歩行ダンス。
アクロバティックで遊び心あるパフォーマンス。大熊さんの自在で豊かな身体性。
達矢さんの強じんな身体とバネ。とぼけた味わいも交え、芝居っけを添える大内さん
春日井さん。４者４様の個性とも楽しむねこ。もう一回みたかったところ。
青年団 この日唯一の屋内会場 ／ コトリ会議 雨対策
世界劇団 木のそばの怪人が実は一番気になる ／ 山崎皓司君 ミニセグウェイに乗って登場。
雨天バージョン。沿ってるというか、擬態？。
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