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＠神楽坂 セッションハウス(2021/10/09-10 3ステージ)
全自由 一般3500円 学生3000円 オンライン視聴チケット1500円
作・振付・演出：平原慎太郎 音楽：Murcof
照明：石関美穂 音響：蓮子奈淳美 舞台監督：鍋島峻介 宣伝デザイン：石関美穂
主催・企画・制作：セッションハウス企画室 共催：㈱セッションハウス
助成：芸術文化振興基金
出演：浜田純平、池上たっくん、大西彩瑛、村井玲美、堀川千夏
平原慎太郎/Organ Works 新作。一瞬の美しさをテーマにしてきたが、今回それを
覆い隠すものを模索したとか。
舞台。劇場入口階段から舞台床と壁は青い透明ビニールで蔽われ。正面壁の下手より
半分に緋色の幕。上手手前、柱の下に沢山の青いゴム手袋。
構成。重厚な音響、後ろ向き、緋色の幕向こうを凝視する人達。くねくねと踊る
門外漢もやがて仲間入り。ビニール床に素足が貼り付く音が嫌らしい。やがて行進が
始まり、境遇同じくする人達間でパワーを競いあうかのようなコンタクトダンスや
抜け駆けして深い仲になるものと疎外されるものが現れる。
恐れから始まり、支配や同調あるいは疎外が伝染するよに拡がる。ディストピアの
景色をみるよう。二転三転、駆け引きバトルなダンスが見応えあり。三つどもえが
特に。隔絶を意味するよなゴム手袋、覆い尽くす白い大型バックらが状況と心理を
良く映し。終盤「アフタートーク」な箸休め後、抽象表現と冠して、青いビニール
下をくぐって移動。なんだかなあ。
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