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＠王子神谷 シアターバビロンのほとりにて(2021/10/12-13 2ステージ)
全自由 前売2500円 当日3000円 学生は500円引き
演出・振付：柴田恵美
音響：牛川紀政 舞台監督：横山朋也 衣装：金田かお里（undaily date)
映像記録：水内宏之 写真撮影・フライヤー撮影：大洞博靖
制作：柴田恵美ダンスグループ、OM-2 d-倉庫
出演：鈴木綾香、弥田理沙、小野麻里子、大塚郁実、柴田恵美
2021/10/12(火)小雨 7:05-8:11PM(37/休10/18)正面前方 客席7割(30人)
客層：2世代、男女半々。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、椅子の間隔空け。四方囲み、正面3列、ほか
1列。当日パンフ A4 1枚。カーテンコール1回後規制退場。
10年前の作品を再演とか。初見ねこ。
構成。「875」「だいたいのところくさってる」(柴田恵美ソロ）換気休憩
「ヴァリアント」の順で3作品。
「875」ワンピ。歪み晒される身体、壊れて転倒、木偶人形のよう。繰り返し。
連なってクビをわずかに巡らせ。ほどけるかと思えど叶わず。強制されたかのように
ユニゾン、時折自発するソロ。3人が狂奔をユニゾン、1人周回歩行。
個を殺すもの、立ちはだかるものにもてあそばれる女性達のありさまを強烈に表現。
高密度に張りつめた身体達、器械体操めく動き、特異なフォルムが他にない印象。
「だいたいのところくさってる」シームレスに転換交代。開口したティラノサウルス
縫いぐるみ(バッグ？）を背負う。押しつぶされていく身体、背中の縫いぐるみが
代わりに叫ぶかのよう。やがて抗うけど、緊迫度が薄くなる感がして面白し。
「ヴァリアント」もふもふの白半ズボンとエンジのキャミソール。4人のクローンが
ミニマルダンス。逆転四つん這い歩行。リズムが入って解け。横臥してフリーズから
また解け。ブルー照明下でダイイン？！からのバレエオマージュを繰り返し。
強制されての歪み、あるいは美化の両面を見せ。あり方への風刺が効いた印象。
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