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＠与野本町 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール舞台上（2022/03/12-13 2ステージ）
全自由 一般4000円 U-25 2000円 メンバーズ3600円
コンセプト･振付･出演:ダニエル･リネハン ドラマトゥルグ:ヴァンサン･ラフィス
外からのまなざし(Outside Eye):ミカエル･ヘランド
舞台美術アドバイザー:88888 衣裳デザイン:フレデリック･ドウニ
照明デザイン:エルケ･ヴェラハテルト 音響:クリストフ･ロールト
カンパニー･マネージャー:ハンヌ･ドムス
プロダクション･マネージャー:エカテリーナ･ヴィディック
インターナショナル･リプレゼンタティブ:ダミアン･ヴァレット
製作:Hiatus 共同製作:デジングル･インターナショナル･アーツ･キャンパス
(アントワーブ･ベルギー)、カーイテアター(ブリュッセル･ベルギー)
滞在制作:アート・センター･ブダ(コルトレイク･ベルギー)、カーイテアター
(ブリュッセル･ベルギー)、デジングル(アントワープ･ベルギー)、
ヴォーラウト･アーツ･センター(ゲント･ベルギー)
主催・企画・制作：公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団
後援：ベルギー王国大使館：公益財団法人アーツフランダース・ジャパン
世界初演:2019年3月1日デジングル(アントワープ･ベルギー)
2022/03/13(日）晴 2:59-4:05PM(1'05)長手奥側 客席ほぼ満員(110人)
客層：3世代、女性6割。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。靴カバーをつけて入場。四方囲み客席、段差＋
千鳥配置で各2列。字幕スクリーンは長手方向客席上。当日パンフ A5 8ページ。
カーテンコール2回後規制退場。
ベルギーのアーティスト・ダニエル･リネハン初来日、本邦初演。
舞台。隅に丸椅子とハンドマイク。
構成。開演前、移動しながら体の各部で会場の大きさ「場を計る」。
・椅子、マイクで衣服をなぞる、サンプルした音を流しながら、ぐるぐる歩行、
ロール。四方の客席足下にキス。立ち止まりここはどこと見渡す。
・質問、この後のあなたの予定は？、この後どうなる？。その音声をサンプルして
リフレイン。そのリズムで踊る。
・自分は今4歳、父親の臨終に立ち会っていた、それが何か判らなかった。動けなく
なる。片足（デニムパンツを脱ぎ、片足を折り曲げ履き直す）で立つ。デニムパンツ
を脱いで、床に叩きつける。Tシャツを脱ぐ。ロール。うつ伏せ、頭を床につける、
天を仰ぐら。
・アンバーの薄明かり。口笛。細かい手の仕草をまじえて踊る。激しくロール。
再び、問いかける。
過去は変えられず、未来は判らない、だからと問いかける。不安と葛藤、もやもやら
言葉にならないことをキレイに型に嵌めない、素直らしい様々な所作や仕草で現す。
互いの身の丈、現在地を確かめ合う、パフォーマーと観客が近しい場をもてた感。
共感と明日への一歩がための何かしらのギフトをもらった印象ねこ。