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＠王子 王子小劇場（2022/03/18-21 7ステージ）16，17中止
全自由 一般3500円 U-30 3000円 高校生以下1000円 初日割 一般3000円
U-30 2500円 前半割 一般3300円 U-30 2800円 当日＋500円
作・演出：内田倭史 舞台監督：水澤桃花（箱馬研究所） 照明：緒方稔記（黒猿）
音響：大嵜逸生 宣伝美術：内田倭史 クリエイティブパートナー：田島実紘
アドバイザー：黒澤たける 脚本を書くときに相談に乗ってくれた人：中島梓織
当日運営：月館森（露と枕／盤外双六） 制作協力：田中遥
企画・制作：劇団スポーツ 主催：佐藤佐吉演劇祭実行委員会
出演：
竹内蓮[劇団スポーツ]：真隈幸太(新人劇団員。レストランバイト役）
高久瑛理子 ：結木美波（新人劇団員。ウーバーイーツ配達員役）
タナカエミ ：工藤奈穂(劇団員。レストラン店長役）
てっぺい右利き：矢野翔平（旗揚げメンバー。ウーバーイーツ配達員役。）
三宅もめん ：金丸咲（元旗揚げメンバー。復帰して演出助手。）
甲野萌絵 ：尾上友加里（旗揚げメンバー。作演出。）
2022/03/21(月祝)晴 6:05-7:44PM(1'39)最前方より 客席満席(60人)
客層：20-30才代中心、男性過半数。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒、連絡先記入。通常と逆の奥側に客席設置。
雛壇にパイプ椅子6列。当日パンフ A5 3ページ。カーテンコールは舞台面でなく、
2Fドアから顔出しして行い。
舞台。稽古場。長机、椅子3、脇にダストボックス、壁ラックにテイクアウト用容器。
お話。宅配レストランでのハラスメント、トラブルを描く芝居稽古。演出の思い通り
台本に書かれた通りにできない、演じない役者に、作演出はつい高圧的になりがち。
すわハラスメントと捉える役者が問題提起、これに仲間の役者達、スタッフは動揺し
諫めるが。
稽古場、物語上とも虐げられて多重構造「苦」という、セミドキュメントで描く
生地獄。コントめいた笑いをまぶしながらも、シリアスしごく。劇団スポーツの
実像とも重なるのかな、よく創ったなという。現実と虚構が混交する冒頭と終盤が
繋がるようにして、ラストは役者達が舞台上で自由を獲得してしまう。辛い現実と
夢のラストは演劇ならでわ、にしてもあり得ず破天荒。呆れつつ、桜吹雪で無礼講
の絵面にちょっと夢心地になるねこ。