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＠与野本町 彩の国さいたま芸術劇場 小ホール（2022/07/10-18 8ステージ）12中止
全指定 一般5000円 U-25 3000円 メンバーズ4500円
作：松井周[サンプル] 演出・振付・美術：近藤良平[コンドルズ]
音楽：森洋久 照明：岩品武顕 音響：金子伸也 衣裳：紅林美帆
ヘアメイク：小林恵美 演出補：生田みゆき 舞台監督：山田潤一
絵画制作：阿部海太(海とビアニスド／花と本に囲まれた小道)
仮面製作：中村理 宣伝美術：秋渾一彰 宣伝イラスト：阿部海太
制作：田中美樹、松野創、高木達也
主催・企画制作：公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団
助成：文化庁文化芸術振興費補助金（劇場・音楽堂等機能強化推進事業）
独立行政法人日本芸術文化振興会
出演：
成河 ：ある者
亀田佳明：江□（担当医）
宮下今日子：看護師A／阿部（車椅子に乗る）
荒木知性：土井（嘘つき）
中村理 ：別府（背中が正面だと思いこんでいる）
浜田純平：看護師B／島本（動きが止められない）
2022/07/16（土）曇 7:05-8:20PM（1'13）正面中段上手 客席満員（200人）
客層：20-30才代中心に女性8，9割。
客入れ：コロナ影響で中止回を取っていたねこ、リベンジの当日券。販売前に連絡先
カードを記入求められ。販売時で8人列、正面側の本席9席あり。補助椅子も見えた
けど、埋まっておらず。最前Ｉ列。会場内トイレは使用できず、階下ロビーへ案内。
当日パンフ A5冊子。物販なし。カーテンコール4回。
複数ジャンルのクロッシングを目指したシリーズ第2弾は、演劇とダンスを融合させた
不条理劇。
舞台。広くフラットな舞台面。正面奥に白い壁衝立。浜辺の額縁画と開演前から潮騒
のSE。衝立は4分割で大いに動かして展開。
お話。ある者はモノマネばかりして、医師、看護師を呆れさせる。我に帰っては惑う
彼は突然退院を告げられて、さらにぽかん。出口に向かう道すがら、さまざまな
困った人達と出会い、白河夜船なありさまとなっていき。
失い続け、奪われていく現実感と、確かにあり続ける強じんな身体のコントラストが
怖くて面白い。止まらない言葉ともぐんぐん動くフィジカルシアター、衝立移動ら
スタッフワーク健闘。映像でなく、者とモノ主体で表してこその手応え、空気感の妙
あり。成河さんの冴える滑舌と動き、忘れない愛嬌。荒木さんの吸い込まれそうな
瞳と熱気。中村さんの気持ち悪いコミカルな、浜田さんさんの連発する凄い動き。
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