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＠新橋 新橋某所 ミーティングルーム（2022/09/11,18,19,23,24,25 9ステージ）
全自由 前売2500円 25歳以下限定無料の回あり
作：サラ・ケイン 翻訳・演出：辻井彰太 演出助手：高田隼也
宣伝美術：quiet design productions 音声録音・編集：増田義基
the other members：佐藤拓之 / 鶴牧万里 製作：シヅマ制作部
上演ライセンス：株式会社シアターライツ
出演：河原 舞
2022/09/11(日)晴 7:04-8:04PM(60)中段より 客席満員(20人)
客層：20-30才代中心、男性過半数。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。桟敷1、オフィス椅子1、スツール1、高台に
桟敷1。当日パンフ A5 3ページ。物販なし。河原舞さんが気さくな関西弁で前説。
気楽に見て途中退出可、撮影可だが音だし禁止など。カーテンコール1回。
2019年佐藤拓之・辻井彰太・鶴牧万里が中心となって結成された演劇チームとか。
舞台。背面壁がスクリーン、上手ガラス壁外からテキストと光を投影。
お話。うつ病に苦しみ、うつ＝自分への怒りに駆られる女性。4時48分に薬が抜け、
一時の静けさが訪れる以外はただ苦痛と苦闘。やがて医師に恋心を抱くのだが。
のぞき部屋演劇の感、怖いけど河原 舞さん演じる女性と1対1で、目が釘付け。
真っ直ぐに自分という他者に向かい続ける、残酷なまでの潔癖さに震えるねこ。
禍々しく歪む手先は身体をまさぐり、上体や足は衝撃をうけて折れまがる。
映像と音声は投薬と経過を淡々と報告したり、テキストで暴力的に連打したり。
やがて美しく静かなところへ向かうのが痛ましくて堪らない。ありげに音楽を
使うことをせず、身体と言葉、演技を頼りして、訴えかけを強くした感あり。
始まりと逆にすっと気さくな関西人に戻り、まさに「女優」ですね。
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