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＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場（2022/10/21-30 11ステージ）
全自由 一般前売3000円 当日3500円 U24前売2000円 当日2500円）
＠広島 JMS アステールプラザ 多目的スタジオ 10/8-9
原作：竹取物語 作・演出：本坊由華子
音楽：ムー・テムジン 舞台美術：カミイケタクヤ
照明：西山和宏（（有）ミュウ・ライティング・オフィス）
音響：高橋克司（東温音響） ドラマトゥルク：髙山力造 衣装：神谷侑季
宣伝美術：立木幹生（MT DESiGN） 舞台監督：山中秀一（（有）現場サイド）
制作：世界劇団、合同会社kitaya505、田中直樹
協力：舞台芸術制作室無色透明 企画・製作・主催：世界劇団
助成：芸術文化振興基金助成事業
出演：
森岡光［不思議少年］：讃岐の造ほか
本坊由華子：みどり子ほか
2022/10/28(金)晴 7:00-8:33PM(1'33)奥側より 客席7割(13人)
客層：2世代、男性中心。
客入れ：感染対策。検温、手指消毒。センターステージ。入口側2列、通常ステージ側
1列。当日パンフ A5 3ページ。カーテンコール2回。
愛媛の劇団。せんがわ演劇コンクール受賞後、東京公演は2回目。ねこはストレンジ
シード＠静岡以来。
舞台。リアル竹林の広場。マスク越しでも分かる独特の香気。中央に石舞台。周囲に
竹製の椅子や駕籠など日用品。劇中補給水も竹の水筒でとるよし。
お話。まるで竹取物語、人でなく産まれたみどり子。竹取の庇護も虚しく、憂き目に。
世間は「人でなし」と見下し、さらに残酷な仕打ちをして。人と人でないものを
別つものはなにかと問う作品。
竹取物語をモチーフに、人権と生命倫理の問題を重ねてヘビー。取りわけ、中盤以降
はガツンとくる。そうであってもと、抗いと尊厳を示すかのように、ステージングは
エネルギッシュ。石舞台中心の快速、パワフルな演技、歌唱。口さがない老人達との
二役では笑いもありとさじ加減○。やり切る役者、とりわけ森岡さんのグルーブには
拍手。空間美術、竹林に照明の彩りが素敵。
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