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 子どもと大人のためのダンス 「日本昔ばなしのダンス」

 @浦和 埼玉会館 大ホール舞台上(2023/03/25-26 4ステージ)
 全自由(整理番号付)大人(高校生以上)2000円 子ども(3歳?中学生以下)1000円

 「じごくのあばれもの」36分
 構成・振付・演出・音楽:川村美紀子 衣裳:村上美知瑠
 照明:菅沼翔太 音響:金子伸也 舞台監督:山田潤一
 出演:
 青沼沙季:いしゃ
 米澤一平:よねざわ
 川村美紀子:おじさん

 休憩15分

 「ごんぞうむし」33分
 構成・振付・演出:黒須育海[ブッシュマン/コンドルズ] 衣裳:北村教子
 協力:島村和男 照明:菅沼翔太 音響:金子伸也 舞台監督:山田潤一
 出演:
 江口力斗:少年・太郎、警官?
 香取直登:お母さん、神さま
 黒須育海:ごんぞうおじさん、犬のおまわりさん?

 主催・企画・制作:彩の国さいたま芸術劇場(公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団)
 助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)
 独立行政法人日本芸術文化振興会
 後援:埼玉県教育委員会/さいたま市教育委員会/公益社団法人全埼玉私立幼稚園連
 合会/埼玉県保育協議会

 2023/03/26(日)雨/曇 4:07-5:33PM(36/休15/33)中段中央 客席満員(150人)
 客層:未就学の子4,50人ほどと親子連れ中心。女性7割。
 客入れ:感染対策。検温?、手指消毒。ロビー会場、整理番号順で整列、会場前で
 待機後、15分前に入場。劇場舞台幅一杯に桟敷、ベンチ5列。空席誘導随時あり。
 当日パンフ A5 7ページ。カーテンコール3回。

 「じごくのあばれもの」
 お話。悪いことをした、いしゃとおじさん、そして良きタップダンサーのよねざわは
 理不尽にも数あわせで地獄落ち。出会った3人は力を合わせ、閻魔大王に挑む。
 試練は3つ。(SNSが)「炎上じごく」、(ゲーム音楽に乗せられて)「リズムじごく」、
 (実は答えに果てしがない「むげんじごく」。

 えんま大王の言うことに耳を貸さない曲者キャラぶりを発揮。さっそくの客席との
 コンタクトで親近、面白趣向の中には1名舞台で参加するのもあって、子供達の
 ノリよく、終始楽しく。青沼さんが歌って踊れて、特に歌はご趣向を食い気味に
 なるも、それはそれでよし。幽霊なのに足があるよ!?からの軽快なタップが
 小気味良かった、米澤さん。凄い動きで踊ってるのに、ご趣向とキャラに食われて
 それが表立たない、川村さん。あれもこれもみんな愉快。


 「ごんぞうむし」
 お話。貧しい少年・太郎は母親の薬が買えない、仕方がないと金持ちのごんぞう
 おじさんの処へお金をもらいに。しかし是が高利貸し。困っている太郎を観かねた
 神様は打ち出の小槌ならぬ下駄を進呈。転けるたびに小判。これをみたごんぞう
 おじさんは良からぬことを考えて。
 走る映像バックにして劇場へ到着する冒頭には始まり、全編速度感もって物語る
 ダンス展開。個性と愛嬌あるキャラがまあよく動く、たび子供達が喜ぶこと。
 装置は簡素な線画が3方に書かれたパネルのみ、廻しながらの切替が小気味よし。

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