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＠仙川 調布市せんがわ劇場（2023/05/21 1ステージ）
全指定 無料（要予約）
演劇ユニットせのび（岩手県）「リバー」39分
作・演出：村田青葉 舞台監督：工藤早織 照明：工藤雅弘
音響・楽曲制作：Mikie 舞台美術：袴田長武 制作：藤原 慶
出演：
新沼温斗：1
石橋奈那子：2
佐々木玲奈：3
劇団野らぼう（長野県）「ロレンスの雲」40分
作・演出：前田斜め 照明：キムジー 照明補佐：小池美重、森陽菜
音響：前田斜め 舞台監督：星 善之 衣装：水野安実
出演：
深沢 豊[theater LAMPON]：ロレンス
くずおか由衣：乳母
成田明加：天使
2023/05/21（日）曇 11:30-12:09(39)1:00-1:40PM(40)中段下手 客席ほぼ満員（100人）
客層：2世代、20-30才代中心、男女半々。
客入れ：感染対策。検温なし、手指消毒任意。平床2列、3列目から段差。
当日パンフ A4両面。カーテンコール1回。
演劇ユニットせのび「リバー」
舞台。劇場幕中央一部開き〜開けて半透過幕〜全開と次第透明になる空間。
幕の壁と境界のロープを横張。また、地下空間として客席足元、舞台下から
こんにちは演出あり。
お話。堤防壁、災禍跡、暗渠らいわくモノ語りと、喪失、ディスコミ、痛みら
記憶語りの綯い混ぜ。
風景と心を結ぶ、見立て駆使の劇的表現いろいろ。対話とモノローグのハイブリッド
または混合。見えないものが見えてくる、想を掻き立てられる一幕。婉曲が多くて
（直截な被災者の告白あり）、風呂敷も拡げ気味なのだけど、畏れと慎み、希望の
念はすっと伝わったねこ。
劇団野らぼう「ロレンスの雲」
舞台。ゼロカーボンを目指し、野外上演と同じ、太陽光発電によるバッテリーで
電力は賄う、もたないとラストシーンが観られないかもと前口上で始まり。
なので、上手に件のバッテリー、下手にオペ卓。中央に浴槽を飛行機に見立てた
装置。その脇にビニールすだれのドーム。
お話。ロミジュリの悲劇から523万年後、ロレンスと雛様の乳母の旅は続いている。
とある日、雛様の幻影と再会した2人に転機が訪れる。かな？。
荒くれとロマンティック、疾風怒涛の一幕。声量ある、張りのある台詞回しでうたい
あげる乳母とロレンス。周囲では天使が新体操よろしく舞い踊る。発光人形での
ロミジュリの古風な劇中劇あり。半径3mの演劇が続いたラストで、高みへ噴き上がる
圧倒感凄し。まだツアー中みたいだけど、機会があれば、野外で観て見たいねこ。
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