＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場（2023/11/23-27 7ステージ）
全自由 一般2900円 18歳以下1100円
原案：ジェローム・ベル「ピチェ・クランチェンと私」（2005年）
演出・出演：小野彩加 中澤陽 松井周[サンプル]
音響・照明：櫻内憧海 舞台監督：河井朗 保存記録：植村朔也
記録写真：高良真剣 記録映像：日景明夫
当日運営：青田亜香里、渚まな美、奈良悠加、山口静 制作：花井瑠奈
企画制作：スペースノットブランク／（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催：（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
助成：公益財団法人セゾン文化財団 文化庁文化芸術振興費補助金
劇場・音楽堂等活性化・ネットワーク強化事業（地域の中核劇場・音楽堂等活性化）
独立行政法人日本芸術文化振興会
2023/11/24(金)晴 7:30-9:10PM(1'40)中段上手 客席8割？(45人？)
客層：2世代、男性7，8割。
客入れ：感染対策 手指消任意。ワカマル(ロボット）はビニールパックされ。
30分前受付、2列の待機列つくり20分前開場。15人ほど。椅子5，6列。
当日パンフ A4両面。物販。サンプル上演台本ほか。カーテンコール1回。
ジェローム・ベル作品の上演形式をトレースした今回。正式に上演許可を得たとか。
舞台。椅子三方、下手から松井、小野、中澤(ノートPC持ち）
構成。それぞれの舞台表現についてのＱ＆Ａ。今に到る経緯、演技・作劇のとらえ方と
手法、その相互レクチャー。
知れば知るほど興味深い、先鋭2カンパニーの手の内披露。松井さん、創造のための
「嘘つき」、テーマは演技すること自体、体から変わる。スペースノットブランク、
「正式の名乗り」と2人のあり方、仕組みをつくり他の人に渡して先にいく（消える）
ビジョン。レクチャー、松井さんはゲーム性ある面白味あるもの。スペースノット
ブランクは2手法。聞き取り同時テキスト化し、話者が読み上げるという解体と
再現の演劇。さらに動きから主観で見「取り」繋げて継承するダンス。いずれ戯曲、
振付は副産物に過ぎないという。
いずれも既存に寄らない刺激的な内容で、行方がますます楽しみになったねこ。
[月間一覧］