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＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場（2024/01/13-21 12ステージ）
全自由 一般3000円 25歳以下・65歳以上2500円 障害者手帳をお持ちの方と
その同伴者2500円 高校生以下 無料
戯曲・演出：小野晃太朗 照明：井坂浩 音響：櫻内憧海
舞台技術協力：菅原有紗（株式会社ステージワークURAK）宣伝美術：トモカネアヤカ
制作：大蔵麻月 いっしょに考える人：松岡大貴
企画制作：シニフィエ／（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催：（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
助成：文化庁文化芸術振興費補助金 劇場・音楽堂等活性化・ネットワーク強化事業
（地域の中核劇場・音楽堂等活性化）独立行政法人日本芸術文化振興会
出演：
金定和紗[青年団]：思恵(学生)
新田佑梨[青年団]：とまり (思恵の友人)、施工(工務店の殺し屋)
桂川明日哥：林(団体副代表)、アンダー(代役専門)、記者、警官、誰か
福原由加里[劇団唐組]：都(団体代表)、医師(思恵の担当医) 、依子 (とまりの母)、
先輩(四月一日の先輩)
池田海人 ：肖像(活動家)、四月一日 (政治家)、警官、男、記者、帽子
2024/01/15(月)晴 6:33-8:39PM(2'05)奥側 客席9割(30人)
客層：2世代、20-30才代過半数、女性1割。
客入れ：感染対策 手指消毒任意。開場時5，6人。センターステージ、手前3列、
奥2列。クッションを積極追加。当日パンフ A4両面。物販。上演台本。
カーテンコール1回。
2015年活動開始。小野晃太朗さんは「ねー」で第19回AAF戯曲賞を受賞。
舞台。中央に大きなラグが斜に置かれ。木製面の折りたたみ椅子9を場面毎に配置。
外に帽子掛け？、上着ラックあり。奈落への開口を一部使用。
お話。文芸作品を通して議論を深める勉強家に参加する友人どおしの思恵、とまり。
ある暴力事件への抵抗活動を機に、2人は離れてしまう。その頃、出生、保護に
関わる法改正を巡り、政治家、活動家は対立と混迷の度を深めていて。
停滞の世に尊くも思える、ものを言う群像劇。複雑でロジカルな対話は戦いでは
なく、仔細丁寧に相手をおもんばかるためと知られ。知情意に秀でた様は清々しくも
あり。悪化するドラマ展開であっても、対話は乱れず、高い志に感服。理不尽な
ことに巻き込まれようとする人の抗う姿には胸打たれるねこ。背景にロマン派中心の
楽曲が流され、陰影に富んだ明かりが注ぎ。言葉を尽くす役者達に、言葉にならない
一層の身体性を付加してるようで素敵。
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