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＠駒場東大前 こまばアゴラ劇場（2024/01/31-02/07 10ステージ）
全自由 予約・当日一律 一般4000円（初日割3500円）U-25 2000円 U-18 1000円
応援チケット 6000円（感謝特典付）
作：ウィリアム・シェイクスピア（松岡和子訳による） 演出：ニシサトシ
照明：岩城保 音響：島貫聡 舞台美術：香坂奈奈 振付：枝見衣利子
舞台監督：守山真利恵 宣伝美術：西泰宏（うさぎストライプ）
相談：朝比奈竜生 制作：河野遥（ヌトミック）
企画制作：滋企画、（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催：（有）アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
助成：文化庁文化芸術振興費補助金 劇場・音楽堂等活性化・ネットワーク強化事業
(地域の中核劇場・音楽堂等活性化) 独立行政法人日本芸術文化振興会
出演：
佐藤滋[青年団]：オセロー
伊東沙保 ：イアゴー、デズデモーナ
永井茉梨奈：ロダリーゴー（＋副官キャシオー）
中川友香 ：ロダリーゴー（＋侍女エミリア）
佐藤友 ：ロダリーゴー（＋娼婦ビアンカ）
2024/01/31(水)晴 7:03-9:07PM(2'03)後方中央 客席ほぼ満員(65人)
客層：20-30才代とベテラン、男女半々。
客入れ：感染対策。手指消毒、セルフもぎり。開場時15人ほど。縦横入れ替えた鰻の
寝床客席、雛壇に椅子5列。クッション追加してほしい。上手袖側までとかミザンス
が広いので引いて見た方○（2/3の中央が主舞台ではあるので好き好きで。）
当日パンフ B5 3ページ。物販。Tシャツ。 カーテンコール2回。
俳優佐藤滋の企画、第二弾はニシサトシ（西悟志）演出のオセロー。
舞台。アゴラの壁面を脱色・汚しな現場感。パイプ椅子1のみ。下手に控え席。
ほとんどが一方通行の出捌け、バックヤードでは役者ランのよし。
原作のお話。ムーア人の将軍オセロ。部下のイアゴーの奸計にかかり、
妻デズデモーナの貞節を疑い殺害。真相を知ってまもなく、自ら命を絶ってしまう。
現代口語化、構成と進行工夫で、話が早く呑み込みやすい。妬み、憎悪とおかしみ、
愛情のいずれも私達の勤労者の言葉で入れ込んで、オセローの物語をより親近な
ものとし。最少人数に刈り込み、さらに一人二役、一役三人とするなど演劇的趣向を
施すのが面白い。これに役者さん達は個々人＋全員野球で善戦。とりわけ、伊東沙保
さんは役者芝居が凄くて、黒い快感を呼んで堪らない。終盤の枝見衣利子さん振付の
物語るダンス絵面がぐっとくる。よく知られた古典だけど、あらたに出会い直した感
あり、早くも再演を希望。
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