[ホーム](個別ページができ次第、そちらにリンクします。）
＠下北沢 ザ・スズナリ（2024/02/27 2ステージ）
全自由 一般4200円 U25 2000円 パトロネス・パス(メインプログラムの全公演
特典付き 35000円）
演出：ジョン・ニコルソン
脚本：ディック・ダウニー、アダム・ブレイク、ジョン・ニコルソン
美術：ディック・ダウニー、エマ・パウエル
出演：ディック・ダウニー、アダム・ブレイク
主催：特定非営利活動法人 Deku Art Forum
共催：ザ・スズナリ、下北沢アレイホール
後援：駐日スロヴェニア共和国大使館、NPO法人日本ウニマ（国際人形劇連盟）
助成：公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出
助成】、文化庁文化芸術振興費補助金（舞台芸術等総合支援事業（国際芸術交流支援
事業））｜独立行政法人日本芸術文化振興会、 公益財団法人関西・大阪21世紀協会
日本万国博覧会記念基金事業、EU・ジャパンフェスト日本委員会、Culture Ireland、
Nordland Visual Theatre、ゲーテ・インスティトゥート、大和日英基金
協力：チェコセンター東京、MUSTARD HOTEL SHIMOKITAZAWA
2024/02/27（火）晴 6:41-8:15PM（1'32）中段中央 客席超満員（140人）
客層：とりどり2世代、女性6割、子供連れあり。
客入れ：感染対策。手指消毒任意。開演40分前で40番台、番号順に整列（寒風辛し）
80？人位、入場。当日券は20人以上いたとか、補助椅子も出し。ベンチ3、雛壇に
椅子9列。当日パンフなし、終演後にフリーペーパー配ってた模様。
カーテンコール2回？後、事務局からフェス終了の挨拶、次は2年後とか。次回は
もっと見て見たいねこ。
舞台。左右袖側に大小の段ボールが山積み。門型（ドア）、テーブル、楽器、拡声器
など、模して小道具あり。正面奥が楽屋設定、椅子2。壁があって観客から見えない
のだけど、なぜか中央に寄れよと促すネタが毎度。字幕は上側、ポイント抑えたもの。
お話。クラウンショーの出演者2人は舞台上に閉じ込められ、ポコという名の人形
（演出家）と台本に操られている。なんとか逃れようと、盛大な客弄り（客操り）を
始まるのだが、たびポコに見つかり、酷い目に。
ホラーの恐怖と、スラップスティック笑劇のおかしみの魔合体。クラウンショー
じゃん、どこが人形劇！？と思うけど、まず構造がそうだという、ポコの造形、
段ボールの凶器、殺しのシーン織り込みとか、即物的な恐怖にもおバカと洒落を
忘れずのブラックコメディのさじ加減上々。モンティパイソンに通じるイギリス流
かと。客弄り（客操り）がもの凄く、20世紀の小劇場演劇でもこれほどのものは
記憶にないねこ。客席をまたぎ来てはスカウトされ、何人が舞台に上がったものか、
全員参加趣向もあって一体感凄し。過激だけど、やり過ぎない案配の良さ（笑いに
する）には感心してしまうねこ。2年後も是非来てほしいところ。
[月間一覧］