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 新国立劇場バレエ団「アラジン」

 @初台 新国立劇場オペラパレス(2024/06/14-23 9ステージ)
 全指定 S席14850円 A席12650円 B席9350円 C席6050円 D席4950円 Z席1650円
  @札幌 札幌文化芸術劇場 hitaru 6/6-7 2ステージ

 振付:デヴィッド・ビントレー 音楽:カール・デイヴィス
 美術:ディック・バード 衣裳:スー・ブレイン 照明:マーク・ジョナサン
 指揮:ポール・マーフィー(冨田実里) 管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
 出演:
 アラジン  :福岡雄大(速水渉悟、奥村康祐、福田圭吾)
 プリンセス :小野絢子(柴山紗帆、米沢 唯、池田理沙子)
 ランプの精ジーン:渡邊峻郁(木下嘉人、井澤 駿)
 魔術師マグリブ人:中家正博(中島駿野)

 アラジンの母:中田実里
 サルタン  :中島駿野
 アラジンの友人:木下嘉人、原 健太
 オニキス  :小野寺 雄、宇賀大将、森本亮介
 パール   :飯野萌子、五月女遥、広瀬 碧
 ゴールド  :小柴富久修、清水裕三郎
 シルバー  :渡辺与布、朝枝尚子
 サファイア :池田理沙子
 エメラルド :原田舞子、益田裕子、中島瑞生
 ルビー   :木村優里、井澤 駿
 ダイヤモンド:奥田花純

 2024/06/14(金)曇 7:07-9:57PM(50/休28/31/休22/30)3階中央 客席ほぼ満員((1800人)
 客層:3世代 20-30才代中心に女性8割。
 客入れ:感染対策 手指消毒任意。当日パンフ B5冊子。9:49PM終演 カーテンコール
 4回8分。2回目でビントレー氏登場、拍手沸き。

 2008年初演、5年振り5演。待望の再演初日とあってか、ほぼ満員の盛況。コロナ前が
 戻ってきたみたい。
 舞台。市場、宮殿、洞窟、寝所ら、中東、中華のオリエンタルムード。空飛ぶ絨毯
 とか仕掛けあり。
 お話。アラジンと魔法のランプベース。奪われたプリンセスとランプを、魔術師の
 手から奪い返す。キャラの心情、交流を膨らませ、冒険物語にドラマ付与。

 快作快演、ノンストップで多彩なダンス、シーン展開。チャーミングが全編に散り
 ばめられてて楽しさ、この上なし。ランプの精ジーン、ダイヤモンドらソロと
 コールドの、アクロバチックで華やかなシーンは往年のMGMミュージカルみたい。
 スピードが衰えず、増していく気持ちの良さも格別。プリンセス・小野絢子、
 細やかに心情表現、心が躍るさまがハイテクニックのバレエと相まって素敵。
 出ずっぱり、アラジン・福岡雄大、軽みと力強さの案配◎。ダイヤモンド・奥田花純
 堂々と姐御肌?、カッコいい。

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