＠浜町 明治座(2024/08/12-09/26 50ステージ)
全指定 S席15800円 A席12800円 B席9800円 U-25 2500円
＠福岡 博多座 7/7-8/2
＠大阪 フェスティバルホール 10/5-17
作：中島かずき 演出：いのうえひでのり 美術：石原 敬
照明：原田 保 衣裳：アトリエ88% 音楽：岡崎 司 作詞：森 雪之丞
振付：川崎悦子 音響：井上哲司 音効：末谷あずさ 大木裕介
殺陣指導：田尻茂一 川原正嗣 アクション監督：川原正嗣
ヘア＆メイク：宮内宏明 小道具：高橋岳蔵 特殊効果：南 義明 映像：上田大樹
大道具：俳優座劇場 歌唱指導：右近健一 演出助手：山﨑総司 木下マカイ
舞台監督：芳谷 研 宣伝美術：河野真一 宣伝写真：? 忠之
宣伝・web：ディップス・プラネット 宣伝：長谷川美津子 森脇 孝 稲葉由佳
制作助手：武冨佳菜、高橋優里子、黒沼七海、関澤里菜 制作：辻 未央、伊藤宏実
高田雅士 アシスタントプロデューサー：寺本真美 プロデューサー：柴原智子
顧問：細川展裕【福岡公演】主催：博多座【東京公演】主催：ヴィレッヂ
【大阪公演】主催：ABCテレビ サンライズプロモーション大阪
企画・製作：ヴィレッヂ 劇団☆新感線
出演：
生田斗真 ：カイリ（美貌の悪漢。倒幕を図る）
中村倫也 ：ヒュウガ(カイリの軍師。元幕府密偵）
粟根まこと：キタタカ（幕府執権）
りょう ：サキド（女大名）
川原正嗣 ：ゴロウザ（サキド臣下）
古田新太 ：ゴノミカド（帝 流罪の身）
西野七瀬 ：アキノ（帝を守護する女戦士）
中谷さとみ：カコ（皇女）
インディ高橋：タダノミヤ（皇子）
右近健一 ：ボンカン（坊主）
河野まさと：ナガスケ
逆木圭一郎：ケッコウ、コジフサ
村木よし子：クスマ（斬歌党 統領）
山本カナコ：ヌイ
礒野慎吾 ：マストキ、シダフサ
吉田メタル：キンツナ、バタフサ
村木仁 ：エンキ
武田浩二 ：ギティ
藤家剛 ：幕府家来、六波羅武士、朝廷兵、他
川島弘之 ：幕府家来、六波羅武士、朝廷兵、他
菊地雄人 ：幕府家来、六波羅武士、野武士、他
あきつ来野良：幕府家来、六波羅武士、野武士、他
藤田修平 ：幕府家来、六波羅武士、野武士、他
北川裕貴 ：幕府家来、六波羅武士、陰之矢、他
寺田遥平 ：幕府家来、六波羅武士、陰之矢、他
伊藤天馬 ：幕府家来、六波羅武士、陰之矢、他
来花剛史 ：サキド党、斬歌党、ボンカン僧、他
藤浦功一 ：サキド党、斬歌党、マストキ家来、他
西岡寛修 ：サキド党、斬歌党、ボンカン僧、他
NaO ：サキド党、斬歌党、ボンカン僧、他
大村真佑 ：ロクロウ、サキド党、斬歌党、他
清水一光 ：町民、サキド党、斬歌党、他
井上真由子：散華の女子、遊女、神官、他
松本未優 ：散華の女子、神官、侍女、他
樽谷笑里奈：散華の女子、神官、侍女、他
白瀧真由美：散華の女子、遊女、侍女、他
さいとうえりな：散華の女子、遊女、神官、他
高森あゆな：散華の女子、遊女、侍女、他
古見時夢 ：陰之矢、斬歌党、六波羅武士、他
2024/08/22(木）曇 5:30-9:13PM(79/休30/104)2階中央 客席満員（1300人？）
客層:20-30才台中心に女性9割。
客入れ:感染対策 手指消毒任意。当日パンフはQRコードから。物販。1階ロビー
（列出来）と3階（ガラガラ。点数少ない？）にて。パンフ 大判B4・袋付き 3000円、
戯曲本、サントラCD、Tシャツ、アクリルスタンド、クリアファイル、ポスター、
タンブラー、トートバッグ、扇子（劇中参加用）。お弁当。3階売店で1種1500円の
しか見つからず。9:06PM終演 カーテンコール5回7分、3回目からスタンディング。
舞台。狂い咲き桜、宮中ら高台、山中の岩壁など持ち込み式、廻り舞台で転換。
転換幕が北斎浮世絵風。
お話。ヒノモトの国、帝を流刑にし、鎌倉の幕府No.1執権が統治するが、争いの火種
は尽きない。そこに美貌を武器に女達を始め、人を取り込み、倒幕を図るヒュウガが
現れる。幕府の犬を抜け、追われていたカイリは彼の軍師になることを決意、流罪の
帝を担ぎ上げ、周囲を巻き込みながら計画を進めていく。
ダークヒーロー一代、内戦物で筋を通すが、人心やしがらみは一筋縄ではいかず。
ただの勧善懲悪によらぬ、偏屈なキャラと込み入った展開はいのうえ歌舞伎らしい
けど、今回は一層感。嫌らしいけど面白く、ラストなぞ、芝居でござんすと痛快。
妖しさ、スポーティーな格好良さ、へっぽこぶりら、なんでもござれなさじ加減が
何時もながら好ましいところ。
美の魔法で世界を牛耳ろうとする悪漢役・生田斗真さん。まず、登場シーンに度肝を
抜かれ。度々の華々しい歌唱と踊り、鼻持ちならないけど吸引力ある演技で魅了する
自分祭の大将というところ。バディ役・中村倫也さんのなんかありげな、少し距離を
置いた絡みぶりとミザンスがちょっとミステリアス。優しく伸びやかな歌唱が気持ち
いい。ほか、ヤバいキャラが目白押し。帝の女戦士アキノ役・西野七瀬さん。悪魔的
恋愛美学をもつ怪(美）少女、アイドル顔も大胆な演技でして痛快。帝役・古田新太
砕けた関西弁を放つ自由なおじさん然としながら、唯我独尊でえげつない権力者と
いう、いつもながら嫌らしくて素敵。その皇子タダノミヤ役・インディ高橋さんが
おいしい役どころ。
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