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@神楽坂 セッションハウス(2024/10/12-13 3ステージ)
全自由 早割チケット 一般3200円 U24 2700円 一般前売3500円 当日4000円
U24 前売3000円 高校生以下2000円
振付・演出:鈴木ユキオオ 舞台監督:鍋島峻介 照明:吉田一弥
サウンドデザイン: 齊藤梅生 音響:蓮子奈津美 楽曲提供:djsniff (vanish)
齊藤梅生(遺された軌跡) 衣装スタイリスト: ito
宣伝美術:八ツ橋紀子 カンパニーサポート:小谷葉月 美術協力:SORA
企画制作:鈴木ユキオ制作事務所 制作:アシミネナオ (YSP)
制作サポート: 赤木はるか (YSP) 記録写真:大洞博靖 記録映像: セッションハウス
企画室 主催:YUKIO SUZUKI projects 提携:神楽坂セッションハウス
助成:芸術文化振興基金 協力:公益財団法人セゾン文化財団、ストレンジシード静岡
2024、世田谷美術館「明日の美術館をひらくために
1「遺された軌跡」15分
田花遥、堀早央里(12m)、市松、李真由子(12s)、安次嶺菜緒、山田暁(13m)
2 「Vanish」33分
鈴木ユキオ feat. dj sniff
3 「風景とともに」15分
赤木はるか、安次嶺菜緒、阿部朱里、市松、小谷葉月、田花遥、堀早央里、
宮悠介、山田暁、李真由子
2024/10/12(土)晴 7:32-8:39PM(1'06)最前方 客席満席(45人)
客層:2世代 女性過半数。客入れ:感染対策 手指消毒任意。開場時20人ほど。
桟敷1、ミニ椅子1、通常椅子5列。開場と同時にトリオダンス開始。足裏を写した
紙片を円環状に敷き、ツイスターゲームではないが、なぞるようにステップ歩行。
危うく緊迫感ある空間と身体が楽しいところ。本編とは別個。休憩なし。
カーテンコール2回。
消失し続ける身体と、なおそこに在るダンス、3作品。
1「遺された軌跡」
白(李真由子)黒(市松)のふわり衣装から剥き出しの足。交差するステップに
特化したデュオダンス。足跡が覆い尽くすイメージで消失する時間を表すとか。
つかず離れずの距離感、途中近接するコンタクトあり。曲を変えながら、グループを
あげるけど、終始ストイック。
2 「Vanish」
イメージの積み重ねで空間を埋めていくことの消失、であるとか。スモーク、
アンバーの灯り、火事?!音響。不穏なノイズ効果音楽止まず。上裸身にフード付き
アウター、透けるレースの黒スカート。悪魔にでも取り憑かれたのか、七転八倒、
やがて自我を無くし?な、ダークな心理ダンスの印象。強健な美しい身体と苦悶する
表情と動きの対比が強烈。
3 「風景とともに」
公募と通りすがりを巻き込んだ、ストレンジシード静岡の公園ダンス、初の劇場
上演。風景の中に体を置き、それぞれの体が風景そのものになる消失とか。
歩行、ポージング、崩れるの繰り返し。全員、1人ずつ去り、6人で。遠くを見る癖が
ある人達がここではないどこかに思い馳せて止められぬ、哀切感が漂い。
3者3様、いずれも緊密な表現を堪能するねこ。物語立たないが、いずれも来し方
行く末が気になる後味残し。
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