[ホーム](個別ページができ次第、そちらにリンクします。）
＠仙川 調布市せんがわ劇場（2024/10/18-27 10ステージ）
全指定 会員4800円 一般5300円 U25 2500円
作：バーナード・ショー 演出：小笠原響 翻訳：小田島創志
美術：乘峯雅寛 美術アシスタント：酒井佳奈、関 由樹
小道具：出崎健太（高津装飾美術） 音楽：日高哲英
照明：石島奈津子（東京舞台照明） 音響：藤平美保子（山北舞台音響）
衣裳：加納豊美 舞台監督：伊達一成 舞台監督助手：西條義将
演出助手：深堀絵梨★ 制作助手：平松香帆★ 宣伝美術：チャーハン・ラモーン
宣伝撮影：福山楡青 音声ガイド：藤井佳代子 字幕：松田香緒
鑑賞ナビゲーター：佐川大輔★ 鑑賞サポート：舞台ナビLAMP
主催：公益財団法人調布市文化・コミュニティ振興財団 芸術監督：小笠原響
★せんがわ劇場DELメンバー
出演：
佐藤誓 ：サー・コレンゾー・リジョン（内科医 結核の新療法発見）
高山春夫：サー・パトリック・カレン（現役引退した重鎮医師）
清水明彦：サー・ラルフ・B・ボニントン（内科医 食に基づいた療法提唱）
山口雅義：カトラー・ウォルポール（外科医 手術マニア）
内田龍磨：ルーニー・シュッツマッハ一（ユダヤ人医師）
佐藤滋 ：ブレンキンソップ（リジョン同窓 貧窮にある医師）
大井川皐月：ジェニファー・デュービダッド（夫ルイスを救いたい）
石川湖太朗：ルイス・デュービダッド（やさぐれ天才画家）
なかじま愛子：エミー（家政婦）、ミニ一（メイド）
星善之★：レッド・ペニー（リジョンの助手）、新聞記者、秘書
2024/10/26(土）曇 2:00-4:41PM(65/休12/83)入口より中段 客席満員（120人）
客層:3世代 20才代とベテラン中心 男女半々。
客入れ:感染対策 手指消毒任意。台形のセンターステージ、両スタジアム客席5,6列
と正面向き2列。劇場の傾斜壁とも谷底のよう。当日パンフ A4 3ページ。物販なし。
カーテンコール2回。新芸術監督との談話会@ロビーはパス。
1906年ロンドン初演、今回が本邦初演とか。とても面白い作品なのに不思議。
舞台。年期が入った木製の机と椅子。医療器具が乗った医師用が一端。もう一端に
ベルベット張りのカウチ。その後ろに出入口がある設定。
お話。結核のワクチン療法の功績からサーの称号を賜った医師リジョン。高名な仲間
達が祝いを延べにやってくる。その日中止している一般外来、画家である夫の救命を
と夫人が無理矢理にやってくる。自分好みの容姿に色ぼけるのも束の間、天才的な
夫の作品を見て救いたいとの思いが込み上げ。るが、しかし…。
この作家らしい皮肉の効いたスパイシーな悲喜劇。高等国民である医師達のマウント
合戦に苦笑する内、理性と欲望、モラルと普遍的な芸術性のせめぎ合いとなり、荒れ
模様に。ク○野郎だけど天才な画家と医師達のバトルが面白い。画家が自分の言葉を
バーナード・ショーだからとメタ台詞して笑わせ、でもこれがラストのブラックな
カリカチュアな絵面に繋がってうむむ、毒気効きすぎ。役者。個性豊かなベテラン達
の競演が楽しい。彼らを前に画家役石川さんが堂々の演技が凄い。
[月間一覧］