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＠下北沢 シアター711（2025/02/12-16 6ステージ）
全自由 前売4800円 当日5000円 区民 4300円 U24 3000円
作・演出：福名理穂[ぱぷりか]
舞台監督：木村篤（7thFIELD）、島野日菜子 舞台美術：小林岳郎
照明：葛生英之（Kiesselbach） 音響：佐藤こうじ（Sugar Sound）
宣伝写真：呂孟恂 宣伝ヘアメイク：Kirala /ミナミ 宣伝美術：中薗菜々子
制作協力：長谷﨑志歩 プロデュース：中薗菜々子
出演：
廣川三憲[ナイロン100℃]：栄一(73歳 卯年 祖父)
難波なう ：里緒(28歳 子年 長女)
中菌菜々子：花緒(26歳 寅年 次女 俳優)
枝元萌[ハイリンド]：恵(41歳 亥年 信吾の姉)
関ロアナン：信吾(34歳 丑年 里緒の夫)
2025/02/13(木）晴 7:03-8:29PM(1'25）最前方 客席満員(60人)
客層：2世代 20-30才代中心 女性過半数。
客入れ：感染対策 特段なし。開場時10人ほど。ステッカーと飲食街ミカン下北の
クーポン付き。桟敷1低椅子1雛壇に通常椅子6列。当日パンフ A4 3ページ オール
カラー。物販。ロンT プリントでなく刺繍。カーテンコール2回。
舞台。8畳ほどの居間。ラグの中央にちゃぶ台、座椅子。上手手前にテレビ、下手に
極彩色カバーのソファ。正面茶箪笥2の中ごちゃごちゃ、上に家族写真。脇のコート
掛けに過剰吊り下げ。壁に児童画(中菌さんの子供時代の）。上手奥から廊下、玄関
下手玉すだれから台所設定。いずれも本物（生ゴミは作り物）。
お話。育児放棄の母(蒸発）、祖父母に育てられた姉妹、妹は東京で俳優活動中。
広島の実家では頼れる祖母は他界、祖父と姉の二人住まい。姉の懐妊を知り、
帰省したら、そこはゴミ屋敷。さらに姉の夫がその姉を居候させていて、困惑至極。
家族とそうではなかった人が家族になっていく話。
半端じゃない実家、生活感の中、ちょっとダメな、愛おしくなる人達がわちゃわちゃ
する時間。広島弁に味があり、細やかな演出と演技が生々しくて、キビ零れまくり。
ご趣向は逆回しの時間転換、キレイで終わらないのがいい、逆に清々しい。
アフタートーク 8:35-8:53PM(18)
出演者全員 福名理穂(作演出）
揃いの白ロンTで登壇、自己紹介。
中菌 びっくりするくらい愛おしい人達が集まった。
福名 家族をやりたい。広島出身、窮地に立つと実家に帰らないと、でも帰りたくない
そんな思いをベースに東京で頑張る。でもどうしても…、という可愛らしい人達が。
（逆算するのは？）そのままより逆算したほうがいいと、映像監督の夫がいってくれた
逆算をせずに終わると、キレイな話に。わちゃわちゃして、それで生きていると。
廣川 転換が短いのでキレイにするのは無理。キレイなゴミはつくったと、弁当などを
手に取って、いくつか紹介。山口出身だが、広島弁は稽古すると違うなと。
（広島弁は関西弁と似ている。音が一緒で違う言葉があって難しい。いったん頭の中
で言ってから話している。広島弁は難しい。）
難波 ピアノを8年やっていたので（広島弁は）大丈夫です。
汚いことに麻痺していく、稽古場もずっとこんなだし。壁の中菌画伯の(少女期の）
絵のこと。写真は本当のおばあさん。広島が隠れている。みんなの持ち寄り。
山口のいろり山賊のグッズもある。
質問 広島を書くときの思い 福名 それはない。家族を描くときは影響されている。
広島に戻る。方言でキャラの振り分けがやりやすい。
一同で背中をロンTの刺繍を見せ、物販PR。