大駱駝艦・若衆YAN-SHU「しゃみ カラフトフクロウ ハ イツネムル？」
＠新宿・タイニイアリス（1994/9/9-11 5ステージ)
振鋳：鶴山欣也 伏魔殿：磨赤児
1994/9/11(日)晴 6:15-8:35PM 超満員120位
昨年４月の晴海以来。剃髪＋褌＋全身白塗。奇怪なれど、ポップで愛敬あり、
で、やっぱ男だねえの大駱駝艦。全５シーンの今回、ちと印象など。
１．塊からほぐれて、それぞれ雲間をいくような展開＋ＡＫＩＲＡのテーマ曲
（山城組？）。その姿は、雷童子といったところか。
２．ボーイソプラノ・ソロのミサ曲。赤布を加え、口をクチュクチュ。胎児を
連想。
３．オーネット・コールマンてな、ジャズ。自分とおのおのの手を鼻に。ツーン
てな参ったな顔が、可笑しい。これをいろいろパターンで。後半、シャン
ソン。白塗り３人でラインダンスなどなど。変。場内、くすくす笑い。
４．両脇畳に男。真ん中に、赤襦袢の女郎おしゃみ。ＳＥＸを連想する動きの
後、男達は彼女を釣る仕草。くいくいと釣られるおしゃみ。後半は、男純情
太鼓みだれうちとばかり、力のはいる舞踏。
５．１、２で、上手ぶらんこ？にいた男のソロ。空間を縫うような動き。男
が奥に消えて、また太鼓みだれとばかりの群舞。流れる汗が光る。
愛敬を期待するねこは、３が好き。タワーレコード・ポスターの黄赤パンダに
匹敵する変さと、かわいらしさがいい。
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