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＠下北沢・本多劇場 (1998/4/2−12 11ステージ）
全指定前売り当日共350
作・演出：後藤ひろひと 出演：瑞香、澤唯、石橋智佐子、首藤健祐、清水かよこ、
コシヒカリ、木津谷小集太郎、後藤ひろひと、スマイリー原島 他全５５名
1998/4/2(木)小雨 7:05-8:35pm 前方より 客席７割(250人)
客層：20才代おおけれど老若男女、幅広く。親類縁者多か？。
客入れ：当日券50枚ほどで余裕。開演前に大王の軽いギャグアナウンスあり。ウケ
が見受けられないのは、お客がもう馴れっこなのか、それとも逆か？。
ワークショップ発表会公演、いるわいるわ50人以上。本多でやるって結構無謀な。
舞台。芋虫？を意匠したみたいな○なでかいそれは虹色。あと、チェックの柱が両
袖。ムービングライト5,6台仕込みも、１シーンだけで使用。もったいない。
お話。１９７８。超人気バンド、ベイ・シティ・ローラーズの偽チケットで資金稼
ぎのテロ組織。はペルゴニアの、ってどこ？な怪しい組織。奇跡のコンサート開催
に盛り上がっちゃう、なんでもない地方都市のお姉さんお兄さん達。のときどき青
春学園物物な味わいな恋やら、突発する変やらのキャラが絡みながら、物語は思わ
ぬ方向へ。行方知れず〜ゴールに加速〜打ち上げコンサートな展開で。
お気楽にくすくす笑いなお楽しみ、会社帰りでも安心。とりどり後藤ひろひと・大
王テイスト。胡散臭い・ちょっとはらはらのサスペンス、人の哀しさなシリアス、
変態のおかしさなギャグ、とか。クール顔の展開の後に、照れ隠し？のお約束ばか
が添えてあるのが○。その辺担当のギャグキャラはわかりやすいお馴染みのもの。
なんでか侍と忍者、仲良し友達のなか１人キ◎ガイ、バレエな人とか。キャラ自体
が伏線になってたり、ご都合主義なマンガ展開するのは、期待通りで○。レスリー
(BCR）に思い入れなけれど、モンキーズは懐かしねこ。
役者、ばらつきすげえあり。それでも、いいとこや面白いキャラをまんべんなく散
りばめ。ねたの豊富さはさすが大王。カツゼツ出来、気持ち入れられる子達が、要
にいるで安心ねこ。何しゃべってるか？な勢いな子多し。しょうがない？のかしら
ん。折角の大王台詞が？なのは淋しい。この？には、なにが面白いかわかんのかし
らんの、？というのも含まれ。もっとも、冒頭にある20年前の芸能界ねたなんて、
すごしたねこにも既にぴんと来ず。ぴんといえば、お客はみなぼやぼやし過ぎ！？
「さっきの喫茶のお水で店ばっか飲んで」台詞などへの反応の遅さでも知られると
ころ。後半、やや覚醒か。その辺からすると、カーテンコールまでのコンサート盛
り上がりは一般向けでいいのかも。全体、役者の余裕＋、演出変更でこれから変わ
るかもしれないけど。