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＠シアターサンモール (1998/12/25-27 6ステージ) 全自由前売り当日共3500
監修：河原雅彦 台本・演技指導：森本訓央、中山祐一郎、村上大樹
ダンス振付・指導：中坪由起子 構成：小松武幸、田口佳宏、早坂正典
司会：加藤直美、小林一英 照明：濱田祐子 音響：荒木まや
舞台監督：小野八着 制作：徳原啓介ほか
出演：下記
1998/12/27(日)晴れ 6:00-8:00PM(2'00) 前方より 客席６割（200人）
客層：20才代を中心に老若男女。舞台に声援する子もいたりして、身内率高し。
客入れ：特記なし。係員はおれど、誘導などなし。
演劇Ｐ公演を行ってきたTOKYO PUBLIC THEATERと、月刊デビュー、田辺エージェ
ンシーがタイアップしての公開オーディション。ジャンルをお笑い、ダンス、演劇
に分けての構成。出演者は1次審査をパスした、25+16+63人。これから各70人ずつ
６ステージに出演。6人の審査員の目にとまれば契約、だめでも次回の公演に出場
可能と、なんどでも挑戦できるらしい。観客にも投票用紙配布、これも審査票にな
るとか。
出演者はほとんど素人、ねたや演出をこなすので精いっぱいな感じ。審査評もがん
ばっていること自体を評価する感じでゆるゆる。オーディションというより、発表会。
お笑いの定義があるらしいのには、ほよよ。尻出しなどなんでもありは「お笑い」
ではないらしい。演劇部門は、ひとくせあり小劇場演劇演出に期待するも、へんて
こさに役者が応えてない印象。べたに変になっただけで△。特に中山さんの作品は
笑いのポイントが捉えられず△（判るんだけど・・）。冷え切った場内に役者はが
んばったの寸評が苦しいところ。
目に着いたのは。全パートにでてやる気をみせた桑原ひとみさん、ただのお父さん
然として芝居では俄然生気を発揮した武野武則さんが印象に残ったねこ。お笑いチ
ームの最後にゲスト登場の高木祐希さんには笑い。歌って踊れて、格闘（ヌンチャ
ク技）する１５才の「アイドル歌手」。振付がべたなアイドル乗りに妙な麻痺系な
凄みある動きをいれて、なんか変。本人はおおまじめなんだけど。司会の２人はコ
ーナー毎に衣装を替えて。加藤直美の競泳水着姿でのすんなりした肢体にほよよ。
ＳＥＸ大好きと、明るく言い放つのには微笑みねこ。次回は本多劇場で行うそう。
主な進行
１司会登場。正装。小林、挫折した青年芝居。加藤に足蹴にされる。夢を語る２人。
２セリが上がってエントリーしてる全員登場。緊張しているのがよくわかり。おじさ
んが小林、加藤に股間をつかまれてたじたじ。審査員紹介。６名。ノンノ編集部の
子が編集長と紹介されてあたふた。コンセプト説明。
３「お笑いでチャレンジ」
審査員の４／６人以上のの挙手で合格。司会、エレキコミック。
・「THE WATER BUISINESS」ホステな水商売ねた漫才。１０年やってても若手。４名で
合格
・「原田大輔」ピン。ソムリエ姿でシュールな漫談。笑いどころが不明。４名で合格
・「あら！３０'S」おばしゃつ姿の三十路女性２人。はずすつっこむ、独りよがりな
ぼけ。はっきり文句は言おうとしだいエスカレートするねた。シェフに文句でGOO
マークをだしたり、全体なんかすれてる（たぶん天然ぼけ）結構、お客のうけをと
る。４名で合格。
・「ひろゆき４号」ピン。ものまね、合間にＣＭパロ。ひょうきんさの上滑りぶりが
受ける。４名で合格。
・「ロス・えんじぇるす」ナース服の２人。テーブルに寿司をのせて回したべる。お
尻をだす。ソウルフルに歌って踊る。ブラックライトに蛍光天使をパントマイムの
手でみせる。またソウルフルに歌う。２名で不合格。審査評はお笑いじゃない。恐
いもの知らずの面白さはあると思うけどなあ、ねこ。
・「桑原ひとみ」ピン。「デカプリオ」と書かれた札をつけたフランケン人形を背負
いながら、タイタニックのテーマ曲。一発芸といいながら、形態ものまね。アフリ
カ象、ぱおーーんの単純なおかしさがややうけする場内。３名で不合格。
・総評。個性がある人ばかりだから、もっと前面に（って、それはでてたとおもうけ
ど）ゲストの「アイドル歌手」登場。なんか唖然とする場内。
４「ドラマでチャレンジ」
・「西部池袋警察’９８」 台本・演出：森本訓央(HIGHLEG JESUS)
出演：武野武則、前田真紀、山本和夫、江原秀和、渡辺友子、林 里佳、船戸慎士
アイドルが脅迫されている、と現場に。このアイドルがとんでもない女で日本の危
機とデカ長・大門（武野）は逆切れ。なんか撃ち合いでみんな死んじゃう。でも生
き返ってよかったね、とみんな飲みに。まっとうに死んでる１人を残して。
→着ぐるみ（加藤はりす、小林はキリン？）の司会2人。アイドルの子とおとうさん
がいいと寸評。司会・加藤が妙にかわいい。
・「ビバ・ビバリー〜転校生は双子のブラザー」 台本・演出：中山祐一郎
出演：三浦久美子、桑原ひとみ、新宅依子、大山大樹、山浦成一、原田大輔、
小林俊佑
転校した（そうはみえないけど）双子。クラスメートと親睦をはかってると、なん
かパンク野郎が邪魔したり、ダンパに誘われれば、へんな女はいいよってきたり。
なんだこりゃな芯のないお話展開が楽しめず。いかにもアメリカンな芝居はするん
だけど、だからなんの？な、わけわかんない面白さが楽しめればいいんだろうけど
→外人な出で立ちの司会登場。審査員コメント、楽しい空間をつくっていた（うー
ん、ホント？）、女の子３人がイキイキしててよかった（ほかにいいようないか）
５ダンスチーム「乱」
青木桂子、水野愛子、杉谷一隆、清水絵美子、関根瞳、上坂志保、松永美幸
大坪希代、桑原ひとみ、竹ノ内 聡、井上隆行、堀口洋子、窪田友美子
柄戸浩之、船戸憤士、渡辺友子
うーん、纏まりが・・それをいっちゃいけないか。→水泳着の司会2人登場。
６「ドラマ」「LOVE LOVE LOVE」 台本・演出：村上大樹(拙者ムニエル）
出演：植田祥史、吉田健吾、松本武士、藤井朋子、関根瞳、恩田章子、渡井好子
飲み会の帰りに男の子のへやに泊まった女の子、むらむらと目覚める男の子の性欲
愛。そこに珍入する「ブタゴリラ」。2人の邪魔を→愛を語る授業→路上、ティッシ
ュ配りとイメクラ呼び込み男の出会い愛→頭にケーキをのせた人達、つうかデコレ
ーションケーキの。一欠け足りない、みんなで力を合わせればと完成（拙者ムニエ
ルでやったねた）
→祭り装束、法被に豆絞りののはちまきの司会２人。審査員評。いろんな役をやっ
てご苦労様でした。
７総評 技術はまだまだだが、やる気はあるのがよくわかった。がんばってください。
各賞の発表。
ドラマベスト 26日のLOVE--。男優ベスト25日ビバリーの山本亮。
女優ベスト26日LOVEの岩島久恵。お笑いベスト「漏電アイスクリーム」武井美代子
ダンスベスト 14才で全回健闘愛子
８'97ＣＭサーカスのエンディングとおなじ演出（デジャブと思ってと小林）。