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＠宝塚大劇場 (2002/7/12-8/19 54ステージ)
http://www.hankyu.co.jp/kageki/revue/0207sora/
全指定 前売り当日とも S席7500円 A席5500円 B席3500円
夏期間学生割引あり A席4000円 B席2000円
・グランド・ロマンス「鳳凰伝」－カラフとトゥーランドット－
脚本・演出：木村信司 作曲・編曲：甲斐正人 音楽指揮：岡田良機
振付：羽山紀代美、竹邑 類 ファイティング・コーディネイター：渥美 博
装置：石濱日出雄ほか 衣装：有村 淳 照明：勝芝次朗 音響：加門清邦
小道具：石橋清利 効果：原田健二 歌唱指導：楊 淑美 所作指導：袁英明
舞台進行：日笠山秀観 演奏：宝塚歌劇オーケストラ 制作：北野 靖
出演：
和央 ようか：カラフ（滅びた国の王子）
花總 まり ：トゥーランドット（中国の王女）
水 夏希 ：バラク(盗賊の頭）
萬 あきら：中国皇帝
汝鳥 伶 ：ティムール王（カラフ父）
出雲 綾 ：アミン（アデルマ姫 乳母)
貴柳 みどり：役人
久遠 麻耶 ：タン（バラクの手下）
椿 火呂花 ：トン（バラクの手下）
ふづき 美世：アデルマ(コラサン国の王女）
彩乃 かなみ：タマル(奴隷)
初嶺 まよ ：ゼリム（カラム小姓）
越 はるき ：マームード（アダルマ臣下）
美羽 あさひ：ペルシャ王子
寿 つかさ ：首斬り役人／鞭打ち役人
夏 大海 ：巻物持ち
鈴奈 沙也 ：北京の民（女）歌手
苑 みかげ ：北京の民（男）歌手
朝菜 いるみ：乙女（歌手）
風輝 マヤ ：賢人（陰）
速水 リキ ：賢人（陽）
彩苑 ゆき ：四天女（丑）
毬穂 えりな：四天女（辰）
美風 舞良 ：四天女（未）
芽映 はるか：四天女（戌）
華宮 あいり：盗賊（子）
遼河 はるひ：盗賊（卯）
天羽 珠紀 ：盗賊（午）
悠未 ひろ ：盗賊（酉）
ほか
・グランド・ショー「ザ・ショー・ストッパー」
作・演出：三木章雄 作曲・編曲：高橋 城ほか 音楽指揮：御﨑 惠
振付：羽山紀代美ほか 装置：大橋泰弘 衣装：任田幾英 照明：勝芝次朗
音響：加門清邦 小道具：伊集院徹也 効果：原田健二 舞台進行：恵見 和弘
2002/8/16(金)暑晴 1:00-4:08PM(1'45/休35/45) ２Ｆ前方より 客席超満員(2600人)
客層：ほぼ全員女性、20-40歳代中心に幅広く。ご夫婦、家族連れもちらほら。
客入れ：当日券。販売(9:30AM)30分前で7,80人、販売時で140人列。カンカン照りの
露天なので、日傘は必須。誘導しっかり、しっかりものの係員が適時見え方をアド
バイス、てきぱきと選択させて販売(1人1枚)。Ａ席(2F)中心に150席ほど、S席は
サイドの補助席もあり。満足できない人は、キャンセル待ち整理券もらい(20-30枚？)。
開演前際まで、当日立ち見(1F最後尾 70以上？）あり。
物販。パンフ(A4版 80ページ 1000円) テープ610円 ほか
舞台。大階段をメインに宮廷接見の間とか、背景画で町並みとか、くるくると変わり
ほとんどに電飾あり、美麗な色合いとか、見栄え重視。
お話。求婚する他国の王子達に三つの謎をかける、王女トゥーランドット。解ければ
願い叶い、できなければ死罪。って酷くない？なアンフェア条件なのに、美貌に惑わ
されたか続々挑戦、みな斬首され。これも復讐がためと、王女は身内の諫言に聞く耳
もたず。そんなところにヒーロー登場。王女に劇的一目惚れ、つうか所有欲を突き動
かされたか、流れ者カラフ、実はやんごとなき生まれの美丈夫、は謎に挑むのだが…。
かっちょよさ強引、めくるめきまくり。ごりごりで濃厚、麻薬的。ちょっと目眩（し
ないけど、ちょっと陶酔）ねこ。実用をさておいたコスプレ万歳衣装。人と歌で場面
を埋めずにすまないコロスら演出。物量の嵐に加え、かっこよければいいなとキャラ
芝居炸裂。主人公二人の、生活に必要がない愛故の強引さ。お前は俺のものだ、と
トゥーランドットにいい放つカラフ。まだ初対面なのに…。愛する女の呪縛をとく
ために、命を懸けた再勝負する大人物ぶり。迷いもなんも伺えない猪突猛進さは、
キ★ガイと紙一重。むやみにかっこいいんだけどさ。トゥーランドット。見た目クー
ルだけど、ヒステリックな暴走ぶりがまたすごい。原作の二人の結びつき部分を
ピンポイントで濃縮転換する手腕はさすが宝塚、すごいわと思うねこ。
主役引き立て、見せ場重視のためか、サブキャラにあんまりの仕打ち、とほほ。例え
ば、カラフ友人の盗賊頭。カラフがかけた謎を解くためか、襲われて殺されちゃう。
でも、ただ殺されただけ、引っ張るものなし。舞台を回転させての（本水）ずぶぬれ
死闘シーンをやらせたいだけ？。いいように収まってるけど、せめて尋問してから死、
そして弔ってやればいいのに。ねこがいってもしょうがないけど。そんな強引さも
浸れば、突き抜ける歌声とともに気持ちよくなるねこ。ちょっと危険な誘惑。
二部。タイトルの意味がよくわかんないねこ。世界各都市をめぐっての歌とダンス紀行
ストリートギャング抗争設定とかお話あれど、そんなこと考えるまもなく、疾風怒濤
に進行。ここでも美術や替え歌？の強引さには、目が点になるねこ。むやみにでかい
自由の女神とか、どこかで聞いたような、それもクイーンぽい歌、とか。
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