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 劇団テヘラン「アリと三郎」

 @下北沢 OFFOFFシアター(2002/10/25-27 5ステージ)
 http://www.honda-geki.com/offoff.html
 全自由(整理番号付) 前売2500円 当日2800円

 作・演出:ユセフ・ロットフィ 照明:小木曽千倉 音響:尾林真理
 舞台監督:松下清永 美術:有銘祐児 衣装協力:金子道代
 宣伝美術:岡屋出海 製作:劇団テヘラン
 出演
 さねよしいさ子   :天使
 小松和重[サモ・アリナンズ]:三郎

 少路勇介[大人計画] :ポール
 金子 ゴルベ 清文  :侍
 木村 ドンボリデ 健三:艦長
 ユセフ ハジ ロットフィ:ドンボリデ、アリ、元気

 齋藤真梨奈:新聞
 佐藤貴史 :暗転
 大政友己 :ブルー転
 
 2002/10/26(土)晴れ 3:06-4:12PM(1'04) 中段より 客席9割(65人)
 客層:20歳代中心、女性過半数。カップル結構。役者ファンと関係者が多?。
 客入れ:整理番号付きも、ゆっくりと埋まる客席。ベンチ2、背もたれ付椅子4列。
 折り込みパンフ。A4 1枚。挨拶、配役、キャスト、予定掲載。次回公演不明。

 大人計画ほかに客演しているイラン(だっけ)出身・ユセフ ロットフィ主宰劇団。
 マシュマロ・ウェーブ 木村健三さんほかが劇団員、5,6年?位前から六本木キャラ
 メルなどで公演。今回、ねこ初見。
 
 舞台。下手、白い学校机。後ろの壁に棚、実験用品と本。上手袖側の壁にアラビア文字
 っぽい絵模様。椅子代わりの箱が三つ。
 
 お話。もやもやねこ。町の外からやってきた三郎は自分探し中。彼の分身・天使が
 たきつけるけど、腰は重い。三郎の店に常連客がやってくる。仕切屋のアリ、いい声
 の侍、「演劇の街」へいったきり返らない恋人を捜しにきたポール。なにしに来てる
 のか、よくわからない三人。なぜか新聞はバドガール然の出で立ち。「演劇に入って
 」(演劇の街にいって)、なんかひどい目にあったり。「はめこみ工場??にいって
 」はめられたり(「指浣腸」されて、イヤーン)。三郎は思い立って、船出するけど
 、相変わらず?で。
 
 珍味怪作。え!?な感触は奇妙な夢をみた、寝起きの気分。舌足らずでよくわから
 ない事柄と物語。自分探しの主人公と、なんかマイペースにしてる不明な周囲。
 いずれもこだわりはありそうだけど、執着はしない。そこな置いてきぼり、すっぽり
 抜けた感覚が現にみた夢のようで、なんか変。ほへーとしてしまうねこ。気になるの
 で、次回もみたし。

 役者。みんな楽しそう。小松さん。つっこみたい微笑顔がさもサモアリ舞台に似たり
 ばらけそうな舞台を、屋台骨な演技でしめて○。さねよしいさ子 さん。歌二曲、
 不思議少女キャラをマイペースに演じ。少路さん。ほとんどパシリ然と動かされて
 一人熱演。浮いた感じがおかしいねこ。

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