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＠浅草 アサヒ・アートスクエア(2006/4/27-28 2ステージ)
http://www.asahibeer.co.jp/csr/philanthropy/artsquare/
全自由(1ドリンク付） 前売1500円 当日1800円
振付・構成：山崎広太
照明：福田玲子 音響：牛川紀政 衣裳：稲村朋子
音楽：テリー・ライリー「in C」 写真：池田宏彦
主催：ダンス・コロキウム事務局 特別協賛：アサヒビール株式会社
協賛：トヨタ自動車株式会社
http://dc.luftzug.net/
出演・振付協力：小山綾子、白井麻子、長沼陽子、野村真弓、初見真理子、
浜本まり紗、平野久美子
2006/4/28(金)晴 7:40-8:35PM(56) 正面中段 客席満員(80人)
客層：学生、社会人、親類友人ら老若男女。男女半々。
客入れ：ちと遅れて入場。ワンドリンク付き。会場を広く使い、長手一端に桟敷
2雛壇に椅子4の主客席。残り3辺に椅子1をぐるり。折り込みチラシそれなり。
折り込みパンフ A4 1枚に出演、スタッフ、各自予定。山崎氏 8-11月オースト
ラリアダンサーへの振り付けワールドツアー、来年3月カンパニー公演ほか。
カーテンコール1回1分。
白井剛ら回ごとに振付家を変えて公演。日本<>N.Yで活躍の山崎広太を迎えての今回。
舞台。湾曲＋前傾壁、巨大な柱、むき出しの光沢ダクトら、それ自体作品な空間を
みせる開放的空間。本会場まるごとを活かした演出は最近みていないねこ。
衣装。黒のワンピに一条の赤、インナーは真っ赤。
構成。目まぐるしく変化するフォーメイション。言葉と表情の演技。壁を生かした
配置。花火、血のりら、生と死のメタファーの激しい活用。など、女性の痛みと
喜びを生っぽく絡めながらのあれこれ。
圧巻の構成力。多彩なダンスとパフォーマンスを疾風怒濤に展開。既存のお約束や
流れに囚われない、やってやりまくりぶりが潔くて素敵。散りばめながらも、緊密
さを損なうことはなし。シームレスに失速することなく、心地よい緊迫感を保持。
世界と個人、集団と孤独の関係から、一女性の痛みと喜びを常におく視点に好感。
片時も目が離せず、わくわくふむふむとみたねこ。ダンサーの身体能力を極限まで
使うよな、激しいまたは拘束する振付。ダンサーたちの献身的な踊りっぷりに拍手
ねこ。
構成覚え書き
・暗転。女性の絶叫。上手手前にありふれた住宅街街路の映像を流し放し。
・椅子に座り、床走りする1人。デュオ2組。椅子走り女性が一人ふらつく絶叫女性
の手を取り、デュオ。3人、デュオ、3人＋3人などフォーメイション。
・ライヒの音楽入り。ソロ×2＋5人。
・3人のユニゾン＋床ダンスのデュオ＋ソロ。1人がパンプスを手に持ち、髪を振り
乱して乱調子。
・左右の両壁に3人づつ寄りかかり、身もだえる。
・中央へ。とりどりに叫びながら、乱調子。6人が2列縦列、一丸となって舞台周回。
散会、前屈みの姿勢でてんで小走り。一列縦列。また散会して、デュオ+3人+ソロ。
再び、一丸となって周回。
・同じ方向に横座り、哄笑。仰向けで寝る。蠕動。
・ソロ＋デュオなどフォーメイション。冒頭と同じ動きなど、繰り返し。
・4人が代わる代わる、1人を横抱きにリフト。前後でソロ×2から、種々フォー
メイション。音楽に合わせ、しだいドライブ感を増していく。
・スクエアに床照明。四隅に一人づつ、うなだれる。痛み、哄笑、驚きなどそれぞれ
に表情を露にして、たち振る舞い。彼らの脇を一人、無表情に人形走りをする。
・暗転。花火を手に持って、下着姿の一人走る。壁に寄りかかり、身もだえる。
・女性の絶叫。総員、全力疾走で走り回る。壁際には下着姿の女性がもたれて
立っている。
・軽やかに5人がユニゾン。一人を中央、4人が取り囲み。
・片腕が血みどろの女性が登場。白い椅子に座り、もだえる。主舞台では5人の
軽やかなユニゾンが続く。椅子の女性を残し、はける。
・白いシートを床に広げ、股間などから血を滴らせた4人が一人づつ床に倒れる。
一人よろよろと立ち上がり、激しい動き。総員、そこから這い出ようとする。暗転。
・白いシートの中央に赤照明、まるで日の丸のような画が浮かぶ。暗転。
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