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＠三鷹 三鷹市芸術文化センター・星のホール(2007/10/18-21 5ステージ)
http://mitaka.jpn.org/geibun/
全指定 前売 一般2500円 財団友の会会員2200円
当日一般2800円 財団友の会会員2500円 高校生以下 前売当日とも1000円
作・演出：金房実加 舞台監督：藤本志穂（うなぎ計画） 照明：奥野友康（株）CAT
音響：鈴木宏（sound craftLIVE DESIGN） 舞台美術：小林奈月
スーパーシャドー：山口久隆、遠藤尚 振付：渡邊夏樹
衣装：坂東智代（Chacott）宣伝美術：木村茜
イラスト・チラシデザイン：町田レトロ(egocoro.net)
制作：加藤浩之（シアターパレス）、大島鮎美 http://ten-spa.chu.jp/
主催：三鷹市芸術文化振興財団
出演： 中塚未乃 ：ダルセーニョ（仏国似の国・女王）、ドリトス（森の住人 革命家） 真白ふあり：マーブル（第一王女 浮世離れ） 梨澤慧以子：ヴィオラ（次女 下ねた好き） 、ライム（森の住人 緑妖精） 丹羽あおい：ソフィー（第一王女の侍女） 高橋裕太 ：オダギリ（家臣 江戸っ子） [一回転半]
武藤心平 ：ヘンリー（国王） 、ショパン（森の住人 ピアノを習う） [7%竹] 金房実加 ：シーラ （女王の妹 バツイチ）、シリアス（森の住人 革命家） 武田佑子 ：シュガー（シーラの娘） 、マグマ（森の住人 ドリドスの娘） 竹内あすか：Ｍさん （頑固な死刑囚） 、エレイン（森の住人） 田山ゆき ：マーゴット（森の住人 エレインの娘） 浜本ゆたか：アラン （森の住人 エレインの息子） [劇団ミルクホール] 平島茜 ：ジュディス（森の住人 アランの幼馴染み） 小此木まゆみ：イザベル（森の住人） 豊永伸一郎 ：アクセル（森の住人 イザベルの夫 唯一の妻帯者） 千葉おもちゃ：ファシズム（森の住人 革命家リーダー） [マリッヂブルー] 甘城美典 ：アルジーナ（森の住人 ピアノ教師） [劇団BLUES TAXI]
2007/10/19(金)雨 7:36-9:36PM(1'59)下手後方 客席ほぼ満員(250人)
客層：20歳代中心中年層若干。スーツ客少なめ、オシャレな男子結構。女性過半数。
客入れ：前売り完売？、「満員御礼」の札あり。後方に追加席あり。傘置き、荷物
預かり、席誘導あり、いつもながらいたせりつくせり。折り込みチラシ。ビニール袋
と鉛筆付きで雨の日に親切。折り込みパンフ B5 7ページ。あいさつ、配役、
スタッフ、相関図、予定。劇団員の客演多め。次回公演 4月末にスペシャルイベント
物販。Ｔシャツ、ＤＶＤ 2000円。 カーテンコール2回1分。
初見。ミュージカル経験者とか集った劇団、今公演は前売り完売と盛況、劇場企画に
花を添え。
舞台。小劇場劇団にして大セット。中二階を含む白い三段、センター分けでシンメト
リー。アーチを描く吊り屋根も３層、最上部にステンドグラス。
お話。おフランスムード、お国言葉はしばしヤンキーの王国。浮世離れの王妃に
魔女が呪い。憂鬱になると毒を吐く。それは困ったね、とある人の助言で森へ魔女
捜しの旅に出発。出会ったのは虐げられながらたくましく生きる庶民達と、とある
男子。家族の苦しみを身をもって受け止める彼をみて、王女は我が身を省み、傷ま
しいほどの優しさに心引かれていく。そんな姫に思いがけない真実が告げられる。
シビアな現実の衝撃は、彼女の少女期を終わらせるに余りあって。
花も実も毒もあるエンタメ。前半、雅な貴族が時事ネタ会話とかギャップで笑わせつ
、主人公は染まず漂わせ。がちゃがちゃしながら舞台を森へ移し、社会派、恋愛、
家庭劇とあれこれ。純真な主人公は国家と個人の問題に直面、悲恋物語と伴走直進。
と盛りだくさん。シビアになっても暗く沈ませず、茶化しながら羽目は外さず、とこ
どこダンス、ちょこちょこギャグで客席を常時保温。目が点になる演出・展開振りは
あるけど、サービス精神旺盛。お客思いの志がほっこりと暖かく好感ねこ。
役者。主人公・真白さん。タカラジェンヌ娘役まんま、ふわりとフェミニン。歌も
清涼。女王役・中塚さん。頼りになりそう。革命家役・千葉さん。男役きりり、ヅカ
大好きな演技に微笑み。
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