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＠経堂 Galeri KATAK KATAK(2007/10/22-24,27-29,31 11/3,4,7,9-11 13ステージ)
http://homepage2.nifty.com/katak-katak/index_top.html
全自由 前売2800円 当日3000円 学生割引2300円
2作品セット券 4500円 3作品セット券6000円
「そのときどきによって」作：横田修 演出：片山雄一（NEVER LOSE）
「うそつきと呼ばないで」作・演出：横田修
作：横田修 2003年10月初演 演出：小池竹見[双数姉妹]
舞台監督：田中翼、小野貴巳 音響：島貫聡 オブジェ：濱崎賢二[青年団]
宣伝美術・写真撮影：平地みどり チラシイラスト：糠谷貴使
演出助手：島貫聡 制作：タテヨコ企画制作部＋森佑介 製作：タテヨコ企画
主催：タテヨコ企画 助成：芸術文化振興基金、BeSeTo演劇祭
出演：
藤崎成益 ：渡辺（ギャラリー経営者）
五味祐司 ：野中（カメラマン） [双数姉妹]
広瀬貴史 ：越野（近所のバイク屋） [tecconick]
長嶺安奈 ：風間（合コンに来た女の子） [椿組]
辻沢綾香 ：沼尾（ギャラリーのアルバイト) [双数姉妹]
青木柳葉魚：日向（訪ねてくる男）
2007/10/28(日)快晴 7:02-8:13PM(1'10) 前方中央 客席満員(35？人)
客層：20-30歳代 男性過半数。単独、グループととりどり。
客入れ：駅から曲がり角などに案内人立ち。整理券なし、20分前開場。ギャラリー
奥側にひな壇、パイプ椅子5列。乾燥するからとのど飴配布、寒暖を確認クーラー
調節。折り込みチラシ少々。折り込みパンフ A5 3ページ。挨拶、配役、スタッフ
、予定。次回公演 5/28-6/2「アメフラシザンザカ(仮)」＠駅前劇場
物販。台本500円 前回公演DVD 2500円。 カーテンコール1回1分。
1999年、横田修と舘で旗揚げ、名前にちなんだ劇団名で非劇場公演を多く上演。
本作は2003年同ギャラリで初演。今回、新旧3作品でのお祭り企画で再演。
舞台・会場。ギャラリーをそのまま活かし。戸外に全面ガラス。立木、軌道を重ねた
よな球形オブジェごしに往来。木造の内装。上手、壁沿いに長ベンチ、壁に窓と写真
パネル１。長方形の小さなテーブル３。下手、玄関を挟んで壁の棚に小物〜設定は
事務所とトイレ。
お話。学校同級、幼なじみが経営するギャラリー。カメラマンの一人が展示準備中。
話題はそんなことより昨日の合コン。って盛り上がってるのはバイク屋の先輩だけ。
その先輩が事情も知らず恋愛遊戯とか、恋人同士が知らず合コンして(これに限らず)
すれ違いとか、仕事と将来の希望と不安よもやまとか。人の数だけあれこれあり。
そんなとこにそんな人がいて、ここにあらぬ想いを抱いてたりする人間ドラマ。広く
はないギャラリ、オープンなガラスから戸外。出られそうで出られず、内にこもる
思いそれぞれ。片思い、岡惚れ、すれ違い、不通、不満。知らぬは当人ばかりなりな
勘違いの喜劇に笑い、友人や恋人の不明への痛みにちくり共感。ポツリの一言、表情
目線の行方とか、よく心情を映し、機微に通じ。すべてを見せず、伺わせる余地を
残して、狭い空間から世界を広げて、好感。
ラスト、すったもんだもさておいてバカ男達のつるみあい、暖かい視線を感じさせて
好感。演出はそこらのみこみ、アンサンブル良く、適度にメリハリ。シリアスも
沈めず、いい案配。
役者。カメラマン役・五味さん。不器用も誠実、でもおバカな味をだしていい感じ。
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